CART時代の1998年に日本に初めて上陸して以来、ツインリンクもてぎのオーバルコースで開催されてきたアメリカン・オープンホイールの最高峰レースは通算14年目の今年が最後。その2011年のインディジャパンは初めてのロードコースバトル。時速300km/hを超えるスピードで楕円コースを周回するインディカーではなく、ヘアピンや90度コーナーを縁石にタイヤを乗り上げて駆け抜けていく。日本では誰も観たことがない、ツインリンクもてぎのロードコースを走るインディカーが観られる最初で最後のチャンス。CART、INDYと観続けてきた人も、初めて観る人にとっても最後のインディジャパンは見逃せないビッグイベントなのである。