テストからタイヤのもちが良かったので、早めのコーションであればピットインせずにいこうと決めてました。タイミング的には「ピットに入ったほうがいいかな?」っていう状況ではあったんですが、クルマの調子が良かったんです。結局1回目のピットをずらして、それが正解でした。長く走ってもクルマの状態は予想どおり良く、タイヤも問題なかったので、全て作戦どおりにいきましたね。
昨年のアイオワ戦では燃料をセーブして作戦面に助けられた2位表彰台だったんですけど、今年のレースに関しては、リスタートも含めて、しっかりと戦った結果の3位なので純粋に嬉しいです。自分の中で自信があったのはリスタートで、ピットに行くまでのインラップとピット後のアウトラップも最速でした。これはグリーンフラッグ中のピットの時にとても大事なことで、自信につながりましたね。
やっと自分が思っていたとおりのレース展開になりました。自分の走りには自信があったので、ミス無く、トラブル無くいけば表彰台を常に狙えるっていうことを、あらためて実感できたと思います。結果が出せない時は「本当にいけるのかな」という思いもありましたが、気持ちも晴れて、すごくクリアになりました! 勝っているドライバーは表彰台の常連なので、早く僕もそうなりたいです。
予選11位/決勝3位 (>>決勝プレスリリース)
前戦のように、1回目のピットストップをずらすというのは最初から決めていたことだったので、作戦どおりの展開でした。久しぶりにトップを走り、周りでは盛り上がってもらったみたいですが、まだまだ序盤だったので特に緊張はなかったです。リスタートでダニカ(パトリック)をパスしたダリオ(フランキッティ)が迫り、ミラーにしっかりと写ってましたが、自分の方が速い自信がありましたね。
何よりもトップのままピットインするのが僕の仕事だったんで、その点に集中していました。ラインを外すとマーブル(タイヤカス)に乗ってコントロールできなくなりますから、パスをするリスクが高い。次のピットまでできるだけ長く走りたかったので、燃費を稼ぐ走りをしながら、前の最後尾にあまり近づかないように、それでいて後ろのダリオも意識して走らないといけない状況でした。
燃費を良くするために燃料を薄く設定して走っていましたが、もしダリオがペースアップしたら燃料を濃くして逃げるつもりでした。しかし抜きにくいのは彼にとっても同じで、無理しなかったのだと思います。 残念なのは、イエローフラッグのタイミングがすべてトップ3に味方したこと。特に最後のイエローフラッグがなければ、彼らはグリーンフラッグ中にピットインすることになり、彼らのピット時間をシミュレーションすると僕が再びトップに立っていたはずでした。勝てるレースだと思っていたので、本当に悔しいです。
予選8位/決勝4位 (>>決勝プレスリリース)