武藤英紀 HIDEKI MUTOH

HELLO! DIARY 09

第11戦ナッシュビル〜第13戦エドモントン

第11戦ナッシュビルでは予選3番手を獲得したが、決勝は途中から降り出した豪雨で中断し、そのまま赤旗中止。続く第12戦ミッドオハイオでは、初めて1次予選を突破するも、最終予選までは進むことができず、さらに第13戦エドモントンでは、クラッシュしてリタイアと苦しいレースが続いた。6週連続のレースのあと、つかの間の帰国を果たした武藤英紀に、第11〜13戦時の様子と、シーズン終盤に向けての意気込みを聞いた。

Q.第11戦ナッシュビルは過去最高の予選3番手でした。

予選は、スピンするかどうかというギリギリに攻めたセッティングでした。最後の1周では、ロールバーをフロント寄りに変更したのですが、あれをもう1周前にやっていれば、もう1つ前にいけたと思いますね。ただ決勝ではスタート時からアンダーステアがひどくて、厳しい状態でした。しかも、最初のピットインのときに一気に順位を落とすことになってしまいました。あれは僕のミスですね。予定より少し前でも自分の判断でピットに向かえばよかったのかもしれません。

Q.第12戦のミッドオハイオは苦しいレース展開だったと思いますが?

決勝はウエットタイヤでのスタートでした。もう少し早い時点でスリックタイヤに換えたかったのですが、無線が混線して、ピットインが1周遅れてしまいました。マシンのスピードそのものは決して悪くなかったのですが、このコースはオーバーテイクが難しいので、コース上でパスできたのは2台まででした。作戦が噛み合わなかったとしかいえません。

Q.第13戦のエドモントンでのクラッシュは大丈夫でしたか?

身体は何ともないのですが、クラッシュした原因がまだ不明なので、きちんと原因究明をしなくてはいけませんね。エドモントンは、コース自体は面白いと思いましたが、予選からタイムが伸びませんでした。走り始めのまだコースがホコリっぽいときにはマシンもタイムもよかったのですが、路面の変化に対して、セッティングで対処することができなかったんだと思います。

 

Q.一時帰国していかがでしたか?

日本のトレーナーとも会って、しっかりトレーニングもしましたし、河原でバーベキューなんかもやって、リフレッシュできました。しっかり休養をとって、シーズン終盤に向けてうまく切替えができたと思います。

Q.上半身が一回り大きくなったように見えますね。

体重は変わってないですよ。6月から6連戦だったし、トレーニングは欠かさずやっていますから、そのせいかもしれませんね。肩や首の部分はちょっとたくましくなったかもしれません。でも(チームメートの)トニー・カナーンなんかはもっと格闘家みたいな身体をしていますからね。ビックリしますよ。

Q.では、終盤4戦に向けての抱負は?

すごくコンペティティブな戦いができていて、毎戦が勉強になっていますし、確実に僕自身も成長してきていると実感しています。ただ、ここまで自分自身が納得のいくレースがまだできていないので、とにかく、まず自分で納得できる走りがしたいですね。結果は自然についてくると思います。最終戦までがんばりますので、応援よろしくお願いします。

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