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インディカー・シリーズ

ブライアン・ハータ・オートスポートBryan Herta AutosportDRIVERS

インディカーで4勝を挙げているブライアン・ハータが、インディカーのエンジニア、そしてチームマネージャーとして活躍したキャリアを持つスティーブ・ニューウェイとコンビを組み、2009年に設立したチームです。まずはインディ・ライツに参戦し、初年度から優勝するパフォーマンスを見せると、2010年シーズンには早くもチャンピオン争いに加わりました。そして、同じ年にインディカー・シリーズへの参戦も始め、インディ500では初挑戦ながら見事に予選通過を果たしました。
11年シーズンは、05年のインディ500ウイナーでシリーズチャンピオンのダン・ウェルドンを起用し、まだ創立3年目にしてインディ500での優勝を達成。最終ラップでトップに躍り出ての劇的な勝利でした。12年シーズンのインディ500からHondaエンジンを使うようになり、13年シーズンもフル参戦しました。

ジャック・ホークスワース

ジャック・ホークスワース#98
Jack Hawksworth

1991年生まれ。英国出身。2004年、13歳の誕生日を迎えた2週間後にレーシングカートのジュニアカテゴリーのレースに初出場。地域の大会で才能を発揮し、国内選手権へと進出。その6戦目にして、雨の中で初優勝を飾りました。15歳になるとシフト付きレーシングカートに挑戦し、英国だけでなくヨーロッパにも活動範囲を広げて、数々の好成績を残しました。
2010年になるとイギリスでフォーミュラ・ルノーのウインターシリーズに参戦。F1チームのサポートを受ける強豪たちを相手に、6レースすべてでポールポジションを獲得し、ランキング3位となりました。2011年には英国フォーミュラ・ルノー・チャンピオンシップにフル参戦して1勝を挙げ、年間ランキング4位につけました。
2012年からの活動の舞台をアメリカに移すことを決意。スター・マツダ・シリーズで1シーズンの優勝回数、ポールポジション獲得数、ファステストラップ記録数のすべてで歴代記録を塗り替える圧倒的パフォーマンスとともにチャンピオンに輝きました。
これによってロード・トゥ・インディの奨学金60万ドルを手にすると、2013年にはインディライツ・シリーズにフル出場。デビュー戦のセント・ピーターズバーグで初優勝を飾り、その後にもトロントとボルティモアでポールポジションからファステストラップを記録して優勝。ルーキーイヤーにしてストリートコースで3勝を挙げ、シリーズランキング4位となりました。
2013年シーズンが終了すると、インディカーのテストを行うチャンスを3チームから与えられ、その最後のテストを行ったBryan Herta Autosportから2014年のシリーズに参戦することが決定しました。