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サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシング

女性ドライバーとしてインディカーで初めてポールポジションを獲得したサラ・フィッシャーが、人生の伴侶であるアンディ・オガーラと2008年に興したのがサラ・フィッシャー・レーシングです。そのスタートは彼女を走らせるためのチームとしてでしたが、10年にフィッシャーはコクピットを離れ、オーナー業に専念するようになりました。今年からウィリス・ハートマンがチーム経営に参画し、サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングに名称が変更されています。
まだキャリアはとても短いチームですが、2011年のケンタッキー・スピードウェイにおいて、エド・カーペンターがチームの初優勝を達成しています。12年シーズン、彼女たちはアメリカ出身の若手にチャンスを与え、ともにインディカー・シリーズで戦っていくこととなりました。11年にインディライツ・チャンピオンを獲得したジョセフ・ニューガーデンにマシンを委ね、新しいチャレンジを行っていきます。

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ジョセフ・ニューガーデンJosef Newgarden

1990年生まれ。アメリカ、テネシー州出身のルーキー。 中学時代に始めたレーシング・カートで好成績を挙げたニューガーデンは、スキップ・バーバー・レーシング・スクールで腕を磨き、2009年にはイギリスに渡って、ヨーロッパでのステップアップを目指しました。フォーミュラ・フォードをはじめとする数シリーズで戦ったあと、2010年にスタートしたGP3シリーズへとフルエントリー。ヨーロッパ中を転戦し、ランキング18位となりました。11年、ニューガーデンは母国アメリカに戻ってインディカーへの登竜門であるインディライツに参戦。デビュー戦のセント・ピーターズバーグで優勝し、ルーキーイヤーながらその後さらに4勝、2位フィニッシュ4度、ポールポジション3度という圧倒的な成績でシリーズチャンピオンに輝きました。今シーズンのインディカーでの活躍が大いに期待されるアメリカ出身の若手です。