予選最終日:5月23日(日) サーキット:インディアナポリス・モーター・スピードウェイ 天候:曇り一時雨 最高気温:27℃
Indy500独特の2週間、合計3日間にわたる予選が終了し、決勝出場を果たす33台が決定した。予選第1週目にHonda Indy V-8勢は10人がアタックを完了。アクセス・モータースポーツのグレッグ・レイは予選最終日の今日、午後12時35分から走行を始め、すぐさま平均時速216マイルをマーク。20周のプラクティスを行っただけで午後1時40分に予選アタックを敢行。予選最終日の最速スピードである4周平均216.641マイルを出して27番グリッドを獲得した。レイの予選通過により、第88回Indy500に出場するHonda Indy V-8勢は総勢11名となった。
Indy500のスターティンググリッドは最大33台と決まっている。先週の予選初日には22人、2日目には4人がグリッドを獲得。今日はレイを含む7人が予選アタックを行い、33人の出場ドライバーが決定した。午後2時過ぎにインディアナポリスが雨に見舞われたこともあり、34人目がアタックを実現することはできず、バンプ・アウトされるドライバーは昨年に続き2年連続で出なかった。
新規定の3リッター・エンジンと新しい空力ルールにより行われた予選は、ポールポジションが平均時速222.240マイルを記録したバディ・ライス(レイホール・レターマン・レーシング/Gフォース・Honda)で、最終日にアタックを行ったロビー・マクギーヒー(PDMレーシング/ダラーラ・シボレー)による211.631マイルがスピード・ランキングの33位となった。
明日からの3日間、インディアナポリス・モーター・スピードウェイでの走行は行われず、キャブレーション・デイと呼ばれる木曜日に2時間のファイナル・プラクティスが開催される。
今年のIndy500で新3リッター・エンジンHonda Indy V-8=HI4R-Aはポールポジションからトップ7グリッドを独占した。1967年からIndy500には最も優れた技術に対してルイス・シュウィッツァー賞が贈られているが、その栄誉ある賞をHonda IndyV-8が獲得することとなった。
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