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100回目のインディ500は33台がエントリー。Hondaは17台にエンジンとエアロキットを供給

100回目のインディ500は33台がエントリー。Hondaは17台にエンジンとエアロキットを供給

第100回インディ500のプラクティスが、5月16日(月)から始まりました。記念すべきビッグレースにエントリーするのは33台のマシン。Hondaはそのうちの過半数である17台に、最新のV6ツインターボエンジンとスーパースピードウェイ用エアロキットを供給します。

インディ500では、伝統的に33台が決勝への出場を許されますが、今年はエントリーがちょうど33台。スターティンググリッドを決める予選は、5月21日(土)と22日(日)の2日間にわたって行われます。

インディ500への7度目の挑戦となる佐藤琢磨の活躍に期待したいインディ500へ7度目の挑戦となる佐藤琢磨の活躍に期待したい

世界中の注目を集めるレースだけあって、ドライバーの出身国も11カ国という多様さ。最多はアメリカ人で14人。そのほかはカナダ、ブラジル、コロンビア、イギリス、フランス、スペイン、ロシア、ニュージーランド、オーストラリア、そして日本です。

エントラントの中には、インディ500での優勝経験を持つドライバーが5人います。これまで99回の開催を誇る歴史の中で、最多ウイナーは4勝。それを最初に達成したのが、現在もチームオーナーとして活躍するA.J.フォイトです。その後、アル・アンサーとリック・メアーズの2人がその記録に並びました。現役ドライバーでは、エリオ・カストロネベス(Team Penske)が3度の優勝を達成しており、彼がもし今年のレースで勝てば、記念すべきレースで史上最多タイとなります。また、Hondaドライバーではライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)が2014年にウイナーとなっています。

佐藤琢磨が所属するのは、インディ500で4度の勝利を挙げているA.J.フォイトがチームオーナーを務めるA.J. Foyt Racing佐藤琢磨が所属するのは、インディ500で4度の勝利を挙げているA.J.フォイトがチームオーナーを務めるA.J. Foyt Racing

2014年のウイナーであるライアン・ハンターレイ(#28)2014年のウイナーであるライアン・ハンターレイ(#28)

今年は5人のルーキーが伝統のレースに挑戦します。Hondaドライバーとして走るのはアレクサンダー・ロッシ(Andretti Herta Autosport w/ Curb-Agajanian)と、スペンサー・ピゴット(Rahal Letterman Lanigan Racing)の2人。どちらもアメリカのカリフォルニア州出身で、ロッシは昨年までF1世界選手権を走っており現在24歳。ピゴットはインディカーへの登竜門であるインディ・ライツにおいて、昨年シリーズチャンピオンに輝いた22歳です。

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