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Round08アメリカデトロイト

  • 決勝

2019年06月02日(日)・決勝

The Raceway at Belle Isle Park

第8戦 デトロイト

スコット・ディクソンが今シーズン初勝利、
エリクソンは初表彰台の2位

昨年のインディカー・シリーズのチャンピオンで、通算5回のチャンピオンに輝いているスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が、デトロイトでのダブルヘッダーのレース2で優勝を飾りました。
ディクソンは今シーズン初勝利、キャリア通算45勝目です。昨日のレース1では終盤にアクシデントを起こしてリタイア。今日のレース2でのディクソンは、望みうる最高の結果をだしました。

レースはスタート直後、ターン3で多重アクシデントが発生し、多くのドライバーがピットに向かいました。ソフトタイヤよりもパフォーマンスが高いハードタイヤにスイッチするのが有利と考えたためです。しかし、ここでディクソンはライバルたちとは逆にコース上に残ったことで一気にトップに躍り出ました。この決断はギャンブルともいえましたが、最終的に大きな成功につながりました。ディクソンはレース中最多の44周をリードして勝利し、53ポイントを稼ぎました。

F1の世界からインディカーへと渡り、ルーキーとして戦うスウェーデン出身のマーカス・エリクソン(Arrow Schmidt Peterson Motorsports)は、自己ベストとなる2位フィニッシュを飾りました。序盤にピットストップを行った中で、コンスタントに早いラップを記録し続けていたエリクソンは、12番手スタートからレース中盤で2番手にまでポジションアップ。終盤にトップに立ったディクソンに食らいつくことはできませんでしたが、元チャンピオンのウィル・パワー(シボレー)の接近を許さず、初めての表彰台に上りました。

Hondaドライバーは今日のレースでトップ10のうちの9人を占めました。Andretti Autosportのライアン・ハンターレイ、アレクサンダー・ロッシ、マルコ・アンドレッティが4~6位でゴール。ベテランのハンターレイは、ゴール前のバトルでタイヤの空気圧低下が起こりましたが、最後までポジションを明け渡すことなく走りきりました。

佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、16番手スタートから一時は3番手にまで浮上。インディ500からの3戦連続トップ3がなるかと思われましたが、終盤のバトルでライバルと接触。タイヤを傷めてしまいましたが、最後のリスタートで奮闘。後方集団の2台をパスし13位でゴールしました。

コメント

スコット・ディクソン (優勝)スコット・ディクソン(中)
「昨年に続いてデトロイトで優勝することができ、とても喜んでいます。今年もシーズン初勝利を挙げることができたので、ここからはさらに全力を投じて戦っていくのみです。Hondaのためにもチームのためにも、今日こうして勝てたことはうれしいですね。今日のレースでは、フルコースコーションの間にタイヤの温度を高く保つのが大変でした。そして、それが勝利につながる非常に大きなポイントになっていたと思います。難しいレースでした。昨日のレース1で、私は終盤のアクシデントでリタイアしました。タイヤバリアに激突したことで、今日も頭痛があったし、手首にも痛みが残ったままレースに臨むこととなりました。しかし、私は今日のレース2でマシンの限界を保って走り続け、チームは作戦を駆使して、それを勝利につなげられました」

佐藤琢磨 (13位)佐藤琢磨
「昨日はウエットコンディションでの速さによって3位フィニッシュができました。今日はドライでの戦いになることがわかっていて、自分たちとしては1ラップにつき1秒速く走れるマシンのセッティングを求め、予選で新しいトライを行いました。予選順位は昨日より後方の16番手。レース序盤は、自分が考えた通りのスピードで走れていませんでしたが、それが昨晩の雨でグリップの落ちた路面によるものなのか、自分たちのマシンセッティングがコンディションに合っていないからなのか、見極めるのが難しい状況でした。しかし、路面のグリップが上がって来ると、決して悪くないフィーリングを得ることができました。ただ、ラップタイムの上ではまだ十分な競争力があると思っていませんでした。展開を味方につけてトップ5に浮上し、更には3番手に上がって、そのポジションで長く戦うことができていました。あのまま上位でフィニッシュしたかったですし、それができると思っていました。しかし、ピット作業に時間がかかったり、ライバルとの接触でタイヤがパンクしたことで大きく順位を落としました。最後のリスタートの後に2台をパスできたのはよかったと思います。しかし、13位という結果は非常に悔しいものです」

リザルト

順位 No. ドライバー マシン 周回数 タイム/差
19スコット・ディクソンHonda701:52'18.9365
27マーカス・エリクソンHonda70+1.9419
312W.パワーシボレー70+3.6570
428ライアン・ハンターレイHonda70+4.5238
527アレクサンダー・ロッシHonda70+5.1877
698マルコ・アンドレッティHonda70+6.6330
715グレアム・レイホールHonda70+7.1404
826ザック・ヴィーチHonda70+8.0411
918セバスチャン・ブルデーHonda70+8.7886
1019サンティノ・フェルッチHonda70+9.4809
1288コルトン・ハータHonda70+11.8528
1330佐藤琢磨Honda70+13.5500
1610フェリックス・ローゼンクビストHonda64+6Laps
185ジェームズ・ヒンチクリフHonda52+18Laps

ポイントランキング

ドライバー

順位 ドライバー マシン 総合ポイント
1J.ニューガーデンシボレー316
2アレクサンダー・ロッシHonda301
3S.パジェノーシボレー291
4スコット・ディクソンHonda264
5佐藤琢磨Honda255
6W.パワーシボレー232
7ライアン・ハンターレイHonda219
8ジェームズ・ヒンチクリフHonda179
9グレアム・レイホールHonda175
10セバスチャン・ブルデーHonda165
11フェリックス・ローゼンクビストHonda163
 
13サンティノ・フェルッチHonda161
14マルコ・アンドレッティHonda147
15コルトン・ハータHonda146
17マーカス・エリクソンHonda139
19ザック・ヴィーチHonda131
21ジャック・ハーヴェイHonda118
25コナー・デイリーHonda40
26ジェームズ・デビソンHonda36
34オリオール・セルビアHonda16
35ジョーダン・キングHonda12

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