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Round02アメリカフェニックス

決勝

2018.04.07(土)

Phoenix International Raceway

天候:快晴

気温:32~34℃

 第2戦 フェニックス 決勝

ルーキーのロバート・ウィッケンズが2位フィニッシュ
驚異的な追い上げで3位フィニッシュしたアレクサンダー・ロッシは2戦連続表彰台
佐藤琢磨は11位

開幕戦セント・ピーターズバーグでポールポジションを獲得し、レースでも優勝まであと一歩の活躍を見せたカナダ出身ルーキーのロバート・ウィッケンズ(Schmidt Peterson Motorsports)にとって、今週末はキャリア初のオーバルレースでしたが、レース終盤にトップに立つチャンスをつかみ、インディカー・シリーズでの自身初表彰台となる2位フィニッシュという、すばらしい結果を残しました。

アリゾナ州最大の都市フェニックスの郊外にあるISMレースウェイは、全長1.022マイルのショートオーバルで、バンクの傾斜角度が小さいためにドライビングが非常に難しいコースと言われています。そのコースで行われた250周のナイトレースでは、Hondaドライバーが137周をリードし、その中からウィッケンズが2位、アレクサンダー・ロッシ(Andretti Autosport)が3位でチェッカーフラッグを受け、表彰台に上りました。4位はスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)、5位はライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)、6位はジェームズ・ヒンチクリフ(Schmidt Peterson Motorsports)で、Honda勢がトップ6のうちの5人を占めました。

今季導入された新エアロキットで初めて行われたオーバルレースは、まだ全チームがマシンの特性を把握しきっていないことなどが影響し、オーバーテイクが非常に難しいレースとなりました。しかし、アクシデントを起こすドライバーは少なく、レースはハイペースで進んでいきました。

ゴールまで25周を切った229周目、2番手を走っていたエド・ジョーンズ(Chip Ganassi Racing)が単独アクシデントを起こし、2回目のフルコースイエローが出されました。ここで多くのチームがピットに向かってタイヤ交換と給油を行いましたが、3台はコースに残って最後まで走りきる作戦を選びました。

残り7周で最後のリスタートが切られ、ウィッケンズは逃げきっての優勝を目指してプッシュしましたが、リスタートから3周後に逆転を許し、2位でのフィニッシュ。ルーキーであり、初めてのオーバルレースとなったウィッケンズにとっては、自身初表彰台の快挙となりました。

ウィッケンズに続き3位でゴールしたロッシは、予選4番手から3番手にポジションを上げて序盤を戦っていましたが、最初のピットストップでホイールをロックさせ、ピットクルーと接触してしまったためにペナルティーを科され、1ラップの周回遅れに陥りました。しかし、決勝でのマシンを最速に仕上げていたのが彼であったのは誰の目にも明らかで、切れ味鋭いドライビングで前を行くマシンを次々とパスし、周回遅れを取り戻しました。勢いに乗るロッシは、終盤のイエローフラッグ時にタイヤ交換をしない作戦を選び、3番手に浮上しました。

リスタートからのロッシは、ニュータイヤに交換してきたライバル勢からの攻撃にさらされ、1台にパスを許しましたが、ヒンチクリフをオーバーテイク。ウィッケンズの後ろでゴールを迎えました。それでも開幕戦に続き2戦連続の3位フィニッシュで、シリーズ唯一の2戦連続トップ3フィニッシュを達成。ポイントスタンディングで2番手につけています。

予選まで苦戦していたディクソンは、レースの大半もアンダーステアに悩まされていましたが、ピットストップでセッティングに調整を加え続けてハンドリングを向上させ、彼らしい粘り強さを存分に発揮して4位フィニッシュを果たしました。ディクソンの後ろの5位はハンターレイ、ヒンチクリフは6位でゴールしました。

佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、13番手スタートからポジションをほぼキープして序盤を戦っていました。ルーキーのアクシデントで1回目のフルコースコーションが出され、そこでタイヤを新しいものに交換したあと、次のピットストップまでできる限り多くの周回を走り、フルコースコーションを味方につける可能性に賭けましたが、彼らの望んだ展開とはならず、ここで逆にポジションダウン。最後のイエローでも大半のチームと同じく、タイヤ交換を行う作戦を選んだため、11位でのゴールとなりました。

インディカー・シリーズは西海岸での転戦が続き、次戦は1週間後にカリフォルニア州ロングビーチのストリートコースで開催されます。

コメント

ロバート・ウィッケンズ(2位)
「今日の2位という結果が持つ意味は大きいと思います。私は自分にとって初めてのオーバルでの目標を、トップと同一周回でのゴールとしていました。最後のイエローが出され、自分を含めて3人しかタイヤを交換しない作戦を選んだと知ったときでも、自ら掲げた目標を変えたりはしませんでした。もし今日の私が5位まで順位を下げてのフィニッシュとなっていたら、少しはガッカリしたかもしれませんが、初オーバルでトップ3に入ることができました。今日の好結果で勢いに乗りたいです。今日はピットストップで多くのポジションアップができました。クルーたちのすばらしい仕事のおかげです。マシンも速かったので、自分が考えていた以上のペースを保つことができ、とても楽しいレースを戦えました。特に、チームメートのジェームズ(・ヒンチクリフ)とのトップ争いは楽しくて、私はヘルメットの中で笑っていました」

佐藤琢磨(11位)
「厳しい週末でした。開幕前のテストは非常にポジティブなものでしたが、レースで戻ってくると非常に難しい状況に変わっていました。分からない部分が多いまま予選を迎え、マシンには多くの変更を施さなくてはなりませんでした。レースでも状況は大きく変わっておらず、安心してドライビングのできるマシンに仕上げることはできませんでした。レース展開も私たちの選んだ作戦には向かないものとなりました。13位スタートで11位フィニッシュでは、いい週末とは呼べません。今日のレースではピットタイミングが大きなポイントとなっており、私たちのチームはスティントを長くし過ぎていました。タイヤがグリップを失った頃に、最もバトルが激しくなっていました。そこで何台かのマシンをオーバーテイクすることはできましたが、フラストレーションのたまるレースとなってしまいました」

決勝リザルト

順位 No. ドライバー エンジン 周回数 タイム/差
11J.ニューガーデンシボレー250 1:44'00.3552
26ロバート・ウィッケンズHonda250+2.9946
327アレクサンダー・ロッシHonda250+3.4890
49スコット・ディクソンHonda250+3.8175
528ライアン・ハンターレイHonda250+4.0122
65ジェームズ・ヒンチクリフHonda250+9.4497
720 E.カーペンターシボレー250+9.4731
814T.カナーンシボレー250+9.8650
915グレアム・レイホールHonda250+10.1747
1022S.パジェノーシボレー250+10.3247
1130佐藤琢磨Honda250+10.9443
1298マルコ・アンドレッティHonda249+1Lap
1318セバスチャン・ブルデーHonda249+1Lap
 
1626ザック・ヴィーチHonda249+1Lap
2010エド・ジョーンズHonda228+22Laps
2319ピエトロ・フィッティパルディHonda40+210Laps

ポイントランキング

ドライバー

順位 No. ドライバー エンジン 総合ポイント
11J.ニューガーデンシボレー77
227アレクサンダー・ロッシHonda72
318セバスチャン・ブルデーHonda70
415グレアム・レイホールHonda63
528ライアン・ハンターレイHonda62
65ジェームズ・ヒンチクリフHonda61
79スコット・ディクソンHonda60
86ロバート・ウィッケンズHonda57
914T.カナーンシボレー43
1098マルコ・アンドレッティHonda40
 
1230佐藤琢磨Honda37
1310エド・ジョーンズHonda34
1726ザック・ヴィーチHonda28
2660ジャック・ハーヴェイHonda7
2719ピエトロ・フィッティパルディHonda7

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