INDY 2018 | 総集編

ディクソンが5回目のタイトル獲得。
佐藤琢磨は第16戦ポートランドでキャリア3勝目を飾る

Chip Ganassi Racingのスコット・ディクソンが第7戦デトロイト、第9戦テキサス、第12戦トロントで優勝し、インディカーシリーズの歴代記録に並ぶ5回目のタイトル獲得を果たした。Rahal Letterman Lanigan Racingの佐藤琢磨は第16戦ポートランドでキャリア3勝目を飾り、ポイントランキング12位でシーズンを終了。またHondaは、1994年に参戦を開始して以来7回目のマニュファクチャラーズタイトルを獲得した。

第6戦のインディ500終了時点では、第3戦ロングビーチで優勝したAndretti Autosportのアレクサンダー・ロッシがHonda勢トップのポイントランキング2位に付け、一方、ディクソンはインディ500で3位表彰台を獲得し、ポイントランキングでロッシと23ポイント差の4位に付けた。

続く第7戦デトロイトはHonda勢がトップ6を独占。ディクソンがシーズン初優勝を飾り、ロッシが3位表彰台を獲得した。ポイントランキングではロッシが1位、ディクソンが4ポイント差の2位に付けた。

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ディクソンは第9戦テキサスでシーズン2回目の優勝を飾るとポイントランキング首位に躍り出た。

第12戦はシーズンで唯一カナダで開催された。2番グリッドからスタートしたディクソンは33周目でトップに立つと、そのまま85周を走り切ってシーズン3回目の優勝を獲得。ポイントランキングで2位との差を62ポイントに広げた。

第16戦ポートランドでは、20番グリッドからスタートした佐藤琢磨が71周目にトップに立つと、2番手に付けるAndretti Autosportのライアン・ハンターレイを0.6秒の僅差でかわしてシーズン初優勝。キャリア3勝目を獲得した。ポイントランキング首位のディクソンは5位でフィニッシュし、ランキング2位(ロッシ)と29ポイント差で最終戦を迎えることになった。

ソノマで行われた最終戦では、ポールポジションからスタートしたハンターレイがシーズン2回目の優勝。2番グリッドからスタートしたポイントランキング首位のディクソンは2位でフィニッシュし、キャリア5回目のタイトル獲得を果たした。5回のタイトル獲得は、インディカーシリーズの歴代記録に並ぶものとなった。

- SEASON REPORTS -

- POINTS -

順位 ドライバー エンジン 総合
1スコット・ディクソンHonda678
2アレクサンダー・ロッシHonda621
3W.パワーシボレー582
4ライアン・ハンターレイHonda566
5J.ニューガーデンシボレー560
 
7セバスチャン・ブルデーHonda425
8グレアム・レイホールHonda392
9マルコ・アンドレッティHonda392
10ジェームズ・ヒンチクリフHonda391
11ロバート・ウィッケンズHonda391
12佐藤琢磨Honda351
順位 ドライバー エンジン 総合
13エド・ジョーンズHonda343
15ザック・ヴィーチHonda313
23ザカリー・クラマン・デメロHonda122
24ジャック・ハーヴェイHonda103
25カルロス・ムニョスHonda95
26ピエトロ・フィッティパルディHonda91
27サンティノ・フェルッチHonda66
29コナー・デイリーHonda58
34ステファン・ウィルソンHonda31
35オリオール・セルビアHonda27
39ジェイ・ハワードHonda12

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