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インディカー・シリーズ

シュミット・ピーターソン・モータースポーツSchmidt Peterson MotorsportsDRIVERS

ドライバーとしてインディカーで1勝を挙げているサム・シュミットは、選手としてのキャリアを終えたあともチームオーナーとしての活動を続け、インディ・ライツ最強チームを築き上げました。
インディ・ライツを戦いながら、インディ500にスポット参戦を続けていましたが、エンジン競争の再開と新シャシー導入が同時に始まった2011年を好機と見て、インディカーへのフル参戦をスタートさせました。そして、フルシーズン参戦初年度にインディ500でのポールポジション獲得という快挙を成し遂げました。
12年にはフランス出身のシモン・パジェノーを起用。パジェノーは年間ランキングでも5位に食い込む奮闘ぶりをみせ、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。
13年にはカナダのビジネスマンであるリック・ピーターソンが経営に参画。パジェノーが2勝を挙げ、年間ランキング3位となりました。14年も2台のマシンをエントリーさせる、シリーズタイトル獲得を目指して戦います。1台目はパジェノー、2台目にはロシア出身ルーキーのミハイル・アレシンを起用します。

シモン・パジェノー

シモン・パジェノー#77
Simon Pagenaud

1984年生まれ。フランス出身。ヨーロッパのフォーミュラカー・シリーズで戦った後、2006年に渡米し、フォーミュラ・アトランティックシリーズに参戦を始めると、初年度にしてタイトルを獲得しました。翌07年には早くもチャンプカー・ワールドシリーズへとステップアップしましたが、そのシーズン限りでチャンプカーはインディカーに併合されました。08年のパジェノーはアメリカン・ル・マン・シリーズの最高峰カテゴリーに参戦し、10年にはデイビッド・ブラバムとともにシリーズ・チャンピオンの栄冠をつかみました。
11年にはDryer & Reinbold RacingとHVM Racingからインディカー・シリーズにスポット参戦するチャンスを与えられ、3戦を走ってベストリザルトは8位。12年シーズンはSchmidt Hamilton Motorsportsからフルシーズンエントリーを行うチャンスを与えられ、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。シリーズランキングでも5位に食い込んで実力の高さを見せつけました。

そして13年シーズン、キャリア初勝利をデトロイトのストリートコースで記録し、ボルティモアのストリートコースで2勝目もマーク。年間ランキング3位というすばらしい結果を残しました。14年シーズンにはチャンピオン争いに加わることが期待されます。

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ミハイル・アレシン

ミハイル・アレシン#7
Mikhail Aleshin

1987年生まれ。ロシア出身。1996年からロシアのレーシングカートで活躍し、数々のタイトルを手にしました。2002年からロシアでF3選手権への出場を始め、その後も着実にステップアップ。10年にはフォーミュラ・ルノー3.5でチャンピオンに輝きました。F1のテストも行った実績を持つアレシンは、14年シーズンからアメリカでインディカーに出場することになりました。ロシア人初のインディカードライバーの誕生です。ヨーロッパのフォーミュラカー・レースで経験を積んでいる彼は、参戦初年度から高いパフォーマンスを発揮するでしょう。

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