IndyCarSeriesの主な見どころ Honda Racing to TOP HONDA Motor Sports IndyCar Series To IndyCar Series TOP

インディカー・シリーズは、左回りのだ円形のオーバルコースのみを使ったスピードレース。同じオーバルといってもさまざまなコースがあり、マシンセッティングも繊細に仕上げる必要がある。コースの大きさによってエントリー台数が制限されており、1マイルのショートオーバルでは28台まで、1.5マイルオーバルでは30台まで。インディ500では33台まで。
通常は1回の予選でグリッドを決め、200周を越える決勝レースに挑む。スタートはローリーング形式。いち早く走り切り、トップチェッカーを受けた者が勝者。

ポイント表を見ると33位までポイントが与えられるので、予選を通過して決勝に出場すれば、たとえ最下位でもポイントを獲得できる。もちろん、最多ポイント獲得ドライバーがチャンピオンとなる。また、レース中のトップ周回が一番多いドライバーには2点のボーナスポイントが与えられる。
エンジンはV型8気筒3500ccの自然吸気。回転数はレブ・リミッターにより最高1万700回転/分に抑えられているものの、最高出力は約650馬力にものぼる。シャシーはダラーラ(イタリア)、G-フォース(イギリス)、アメリカはインディアナポリスに本拠地を構えるライリー&スコットの3社。タイヤはファイアストン(ブリヂストン)のみのワンメーク供給となっている。
エンジンもエンジンチューナーからの供給方式をとり、マニュファクチァラーポイント制度はなく、あくまでドライバー間の競走を核とした独自のフォーミュラカーレースとして高い支持を受けている。

インディカー・シリーズのマシンは、床下がウイング形状となり強力なダウンフォースを生み出す“ウイングカー”。ダウンフォースによりマシンが安定しやすいため、コーナリングスピードが高く、激しいバトルが見られる。
2台が横に並ぶ“サイドバイサイド”はもちろん、3〜4台が横に並ぶ“3ワイド”“4ワイド”の激しいバトルが見ものとなる。

5月に開催されるインディ500(正式名称はインディアナポリス500マイルレース)は、1911年から続く伝統あるレースで、F1モナコGP、ル・マン24時間とともに世界3大レースに数えられる。もちろんインディカー・シリーズの中でも頂点に位置するレースだ。開幕式から決勝レース終了まで20日間もかけて行われる、まさに一大イベント。今年は、ロジャー・安川をはじめとする日本人ドライバーも参加するので必見のイベントといえる。

またインディカー・シリーズでは、ルーキードライバーに対し、マシン後部に初心者マークを張ることを義務付けている。といっても若葉マークではなく、オレンジ色のストライプを3本入れるのだ。つまり、今年は初心者マーク目白押しの状態になる。
その他、アメリカのサーキットでは、各チームの無線の周波数が公開されており、スキャナー(受信機)があれば、あらかじめインプットしておいたドライバーの会話を自動的に抽出して聞くことができる。アメリカではスキャナーをレンタルショップで借りられる。
■インディカー・シリーズのポイントシステム
順位 ポイント 順位 ポイント 順位 ポイント
1位 50 12位 18 23位 7
2位 40 13位 17 24位 6
3位 35 14位 16 25位 5
4位 32 15位 15 26位 4
5位 30 16位 14 27位 3
6位 28 17位 13 28位 2
7位 26 18位 12 29位 1
8位 24 19位 11 30位 1
9位 22 20位 10 31位 1
10位 20 21位 9 32位 1
11位 19 22位 8 33位 1
ボーナスポイント※ 2
※レース中のトップ周回数が一番多いドライバーに与えられる。
フッタ
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