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レポート

FIM Trial Outdoor World Championship 2014 Preview - Ile Rousse (Corsica, France) 3rd of 8

トニー・ボウ、ヨーロッパGPに向けて準備万端

  • トニー・ボウ
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  • 藤波貴久
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FIMトライアル世界選手権でランキング首位のトニー・ボウ(Repsol Honda Team)は、日本でのレースで抱えていた痛みから回復し、万端の体制になりました。トニー・ボウと、チームメートの藤波貴久(Repsol Honda Team)は、今週末、フランス・コルシカ島で行われるヨーロッパGPに参戦する準備ができました。

ボウは、Montesa COTA 4RTでのトレーニングを終えると、ろっ骨3カ所のケガの回復のために数日間のオフを過ごしてから、コルシカ島で初めて行われるヨーロッパGPに臨みます。

ボウは、日本GPで2位となり、通算90回目の表彰台を獲得しました。これまで厳しい戦いの中で、2位20回、3位12回、優勝58回を記録しています。

藤波は、日本GPで自身64回目となる3位表彰台を獲得し、これまでの記録は、1位32回、2位54回で、表彰台を獲得した回数は150回です。

2日間かけて行われるヨーロッパGPは、全長約5kmのサーキットを3ラップ(1ラップ、12セクター)、で行われます。レースのスタートは、現地時間午後0時を予定しています。

コメント
トニー・ボウ トニー・ボウ 世界チャンピオン(2013, 2012, 2011, 2010, 2009, 2008, 2007)

「数日間の休みのおかげで、日本GPのときよりも体調はだいぶんよくなりました。今、ろっ骨の痛みはありませんが、レース中に痛み出さないとも限りません。日本GP後のトレーニングは、100%の体制で臨めませんでしたが、大きな改善が図れました。今週末の2日間のレースは、とても重要です。今シーズンの厳しい戦いの中で首位を保つためにも、レースで勝ち続けなくてはなりません」

藤波貴久 藤波貴久 世界チャンピオン(2004)
「1戦目で優勝し、日本GPでは表彰台を獲得するという、いいシーズンのスタートが切れたことにとても満足しています。この調子でいきたいところですが、コルシカ島の新レースがどうなるかは、予想がつきません。今週末のレースは、今後の戦いの上で、重要なものとなるはずです」
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