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2002年 インジェクションセッティング

CBR600F4i / セッティング情報

CBR600F4iインジェクションセッティング
CBR600F4iのレースベース車はパソコンによるインジェクションセッティングが可能になっています。
サーキットでのマフラーの特性をより引き出したセッティングを紹介します。

インジェクションセッティングとは

インジェクションセッティングにはセッティングボックスを使用したものと、パソコンを使った物があります。セッティングボックスによるセッティングはスロットル低開度0〜12.5%と高開度70%〜フルスロットルの燃料調整が行えます。(低開度と高開度間の補正は直線補正されます。)
又、パソコンによるセッティングでは各スロットル開度・各回転数での細かな燃調が補正できるほか、各回転域での点火時期補正などが出来ます。
これらのセッティングでは気象条件に対する自動補正が働きますので一度自分に合ったセッティングを見つけてしまえば走るたびにセッティングを変更する必要はありません。

実際のセッティング(アクラポビッチマフラーの場合)

レースベース車の初期FIセッティング(出荷状態はゼロマップ)でも排気系を交換すれば十分にサーキット走行することは出来ますが、ここではアクラポビッチマフラーを装着した場合のパソコン上のセッティングベースを紹介します。
レースベース車にアクラポビッチマフラーを装着した場合、エンジン回転6000rpm〜15000rpmの領域でやや濃い目のセッティングにするとスタンダード(ゼロマップ)の状態からさらに力強い特性となります。(下記セッティングマップ参照)

PDFファイル Fi Map (PDFファイル 6KB)

上記セッティングはライダーのスロットルの開け方、好みによって多少違いが出ます。必ず実走しながらセッティングを進めてください。アクラポビッチ製以外のマフラーを取り付けている方は直接マフラーメーカーに問い合わせてセッティングを聞くとよいでしょう。

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