オイルクーラー・クラックについての注意事項
CBR954RR / メンテナンス情報
サブラジエーターを付けたりレース用カウルに変えられたりして、オイルパンに取り付けてある純正のホースクランプを外された方で、サーキットにおいてスポーツ走行等を続けると、オイルクーラーから出る2本のウォーターホースが振動することにより、ホースの取付け部分に負担が掛かかり、クラック(ひび割れ)の入る原因となります。タイラップやハーネス用のクランプ等で固定し動かない様にする事をお勧めします。長期間に渡り使用された物など特に注意して下さい。
オイルクーラーに付く2本のウォータホース取付け部分の汚れをきれいに落とし、目視やクラックチェック用のスプレー等でチェックして下さい。もしもクラックが見つけかれば、直ちに新品のオイルクーラーに交換して下さい。
対策例-1-

オイルクーラーから出るホースをラバーマウントしたクランプにタイラップで固定した例。
エキパイとホースが干渉しない様に注意して下さい。
対策例-2-

ホースの途中にアルミパイプを介した例。この例ではホースの途中をアルミパイプにして固定していますが、ホースのままでも、しっかりと固定出来れば充分です。
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