2013 MFJ国内競技規則<ST250/ST200/ST150 技術仕様>
2013年のMFJ国内競技規則のロードレースレギュレーション改訂に伴い、変更箇所のご案内をいたします。
尚、規則詳細については「2013 MFJ国内競技規則」をご参照ください。
<付則11>
ST250/ST200/ST150 技術仕様
7-2 : 安全確保のため、改造、変更が義務付けられる事項
7-2-4-1
全ての車両はクローズドブリーザーシステムを採用しなければならない。
オイルブリーザーラインはエアクリーナーボックスまたはエアクリーナーボックス及びオイルキャッチタンクに連結され、これに排出される構造となっていること。
7-2-4-2
エアクリーナーボックスで1000ccのオイル受け容量を確保できない場合、適切な材質でできたオイル
キャッチタンクを取り付けることとし、合計で1000cc以上を確保していなければならない(エアクリーナーボックス単体で1000cc以上確保できる場合は、オイルキャッチタンクの装着は免除される)。
7-2-4-3
エアクリーナーボックスのオイル受け容量は、エアファンネルもしくは吸入口の一番低い所の水平線より下の容量とする。
7-2-4-4
エアクリーナーボックスの下部に排出穴が開いている場合、オイルが受けられるように塞がれていなければならない。
7-2-4-5
エアクリーナーボックス及びオイルキャッチタンクは、競技前に空にしなければならない。
7-3 : レースのために変更、改造、チューニングが許可される部分
7-3-10-1
アフターマーケットのものに変更することができる。外観の変更も認められる。公認車両にカウルが装着されていない場合はナンバープレートを兼ねたアッパーカウルと、規定のオイル量を保持できるアンダーカウル及びそれらを取り付ける為のステーの追加が認められる。
ただし、アッパーとアンダーが別体式カウルを追加する場合は、取り付けはアッパーカウルとアンダーカウルは個々に独立して保持される構造になっていなければならない。
アッパーとアンダーがファスナーにて連結されるフルカウルタイプを追加する場合は、アッパーカウルが車体に固定され、アンダーカウルも少なくとも1ヶ所は、車体に固定されなければならない。
7-5 : その他
7-5-5-2
データロガー(データ収集器、コンピューター記録装置など)の使用が認められる。
- 2013年度 MFJ国内競技規則変更点
- サーキット走行に関する規則
- ロードレース競技規則
- 全日本ロードレース選手権大会特別規則
- GPフォーミュラ技術仕様
- JSB1000技術仕様
- ST600技術仕様
- ST250/ST200/ST150 技術仕様
- モトクロス競技規則
- 全日本モトクロス選手権大会特別規則
- モトクロス基本仕様
- 国内モトクロスの仕様
- トライアル競技規則
- 全日本トライアル選手権大会特別規則
- トライアル基本仕様