2013 MFJ国内競技規則<JSB1000技術仕様>
2013年のMFJ国内競技規則のロードレースレギュレーション改訂に伴い、変更箇所のご案内をいたします。
尚、規則詳細については「2013 MFJ国内競技規則」をご参照ください。
<付則8>
JSB1000技術仕様
7-28 : 下記のアイテムは変更されなくてはならない
7-28-3-1
全ての車両はクローズドブリーザーシステムを採用しなければならない。
オイルブリーザーラインはエアクリーナーボックスまたはエアクリーナーボックス及びオイルキャッチタンクに連結され、これに排出される構造となっていること。
7-28-3-2
エアクリーナーボックスが1000ccのオイル受け容量を確保できない場合、適切な材質でできたオイルキャッチタンクを取り付けることとし、合計で1000cc以上を確保していなければならない (エアクリーナーボックス単体で1000cc以上確保できる場合は、オイルキャッチタンクの装着は免除される)。
7-28-3-3
エアクリーナーボックスのオイル受け容量は、エアファンネルもしくは吸入口の一番低い所の水平線より下の容量とする。
7-28-3-4
エアクリーナーボックスの下部に排出穴が開いている場合、オイルが受けられるように塞がれていなければならない。
7-28-3-5
エアクリーナーボックス及びオイルキャッチタンクは、競技前に空にしなければならない。
10 : 外装部品の互換性特別申請
車両メーカーから申請された外装部品についてMFJで審議し、互換性が承認された場合、その内容の範囲内で使用が認められる。
承認された内容は、MFJのホームページ等で告知される。
車種 : CBR1000RR (SC59)
互換性の内容 カウリング (アッパー、ロアー)
互換性の対象車両
車名 (型式・年式) | F打刻型式 | E/G型式 | F打刻開始No. |
CBR1000RR STD/ABS (2008〜2011) |
SC59 | SC59E | SC59-1000001 |
CBR1000RR レースベース車 (2008〜2011) |
JH2SC59S | SC59E | JH2SC59S★BM900001 |
CBR1000RR STD/ABS (2012) | SC59 | SC59E | SC59-1400001 |
CBR1000RR レースベース車 (2012) | JH2SC59S | SC59E |
JH2SC59S★CK100001 |
11 : JSB1000Nクラスの仕様
本規則はJSB1000技術仕様に 「部品の互換性範囲」 を一部広げた内容を付け加えたものである。
適用は、地方選手権のナショナルJSB1000クラスに限られる。地方選手権参加者が同一車両で長く参加できることを目的に制定されました。
11 JSB1000Nクラスの仕様 車両は、国内競技規則付則8JSB1000技術仕様の1項から10項に適合してなければならない。 ただし、1項から10項と相反する項目は、JSB1000Nクラスの仕様1項が優先される。 11-1 フェアリングはMFJ技術規則の範囲内で外観変更、改造およびMFJ公認車両 (同一車両メーカーの公認車両に限る) 間での互換性が認められる。ただし、取り付けは公認車両のフレームを変更または改造しない範囲でできる事。取付けステーの変更は認められる。 11-2 フレームおよびエンジンは一切の改造なしで取り付けられる場合に限り、公認車両間での互換性が認められる。 11-3 エキゾーストパイプおよびサイレンサーの数、取り付け配置の変更が認められる。 ただし、音量規制に関するJSB1000技術仕様をすべて満たしていること。 |
- 2013年度 MFJ国内競技規則変更点
- サーキット走行に関する規則
- ロードレース競技規則
- 全日本ロードレース選手権大会特別規則
- GPフォーミュラ技術仕様
- JSB1000技術仕様
- ST600技術仕様
- ST250/ST200/ST150 技術仕様
- モトクロス競技規則
- 全日本モトクロス選手権大会特別規則
- モトクロス基本仕様
- 国内モトクロスの仕様
- トライアル競技規則
- 全日本トライアル選手権大会特別規則
- トライアル基本仕様