2013 MFJ国内競技規則<ロードレース競技規則>
2013年のMFJ国内競技規則のロードレースレギュレーション改訂に伴い、変更箇所のご案内をいたします。
尚、規則詳細については「2013 MFJ国内競技規則」をご参照ください。
<付則4>
ロードレース競技規則
3 : 競技会と開催クラス
出場可能ライセンス | 大会格式 | 昇格ポイント対象種目 | 昇格対象外クラス | その他承認レース (特別昇格申請可能) |
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申請昇格 | (特別昇格申請可能) | |||
国際ライセンス | 全日本選手権 | J-GP3、J-GP2、ST600、JSB1000 | ||
国際ライセンス | 地方選手権インタークラス(Int) | Int J-GP3、Int ST600、Int JSB1000 | プロダクション、シングル、ツイン、S80の承認ロードレースカテゴリー | |
国内ライセンス | 地方選手権ナショナルクラス(Nat) | Nat J-GP3、Nat ST600(ST600N)、Nat JSB1000(JSB1000N) |
ST250 | |
フレッシュマンライセンス | Nat J-GP3、Nat ST600(ST600N)、ST250など | |||
ジュニアライセンス | Nat J-GP3 | ST250 |
10 : ライダーの装備
10-2-4
マウスガード (マウスピース)
口の怪我防止のために、カスタムメイドのマウスガードの装着が推奨される。
マウスガードの色は、口の中の出血が見分けやすいように明るい色が望ましい。
17 : スタート方法
17-4-4
サイティングラップ開始
サイティングラップは、1周とする。
グリッド上での給油は禁止される。
グリッド上でタイヤウォーマーのためのジェネレーターを使用しても良い。マシン1台につき1台のジェネレーターとする。
そのジェネレーターは、持ち運び可能なハンディタイプとし、車両の後方に置かれなければならない。
ただし、地方選手権においては、グリッド上でのジェネレーターの使用は特別規則で禁止される場合がある。
サイティングラップ中に技術的なトラブルに見舞われたライダーは、ピットに戻って調整またはマシンの交換 (スペアマシン登録車両のみ。以後同様) を行うことができる。
この場合当該ライダーはピットレーンからウォームアップラップを開始しなくてはならない。
グリッドに着く際には十分に徐行し、所定のグリッドに着かなければならない。
この段階で、全てのマシンのエンジンは停止され、グリッド上のライダーは、マシンの調整を行ったりコースコンディションに合わせてタイヤ交換を行うことができる。
17-4-6
ウォームアップラップ開始3分前ボード
グリッド上で3分前のボードが掲示される。
すべての調整は 『3分前』 のボードが出るまでに完了しなければならない。このボードが掲示された後、さらに調整を行うことを希望するライダーはマシンをピットレーンまで押してゆき、そこで調整またはマシンの交換を行うことができる。
この時点でライダー1名につき2名のメカニックとそのライダーのためにパラソルを持って立つ1名、主催者の認めるTVクルー、および必要なオフィシャル以外の人間は全員グリッドから退去しなければならない。スペアホイルを除く全てのタイヤウォーマー (グリッドに着いているマシンおよびピットのスペアマシン) は取り外さなくてはならない。
17-4-7
ウォームアップラップ開始1分前ボード
グリッド上で1分前のボードが掲示される。(エンジンスタート)
この時点でライダー1名につき2名のメカニック以外の全員がグリッドから退去する。このメカニックはライダーが押しがけするのを助け、その後速やかにグリッドから退出する。(車検で許可された外部スターターの使用が認められる)。
17-4-8
ウォームアップラップ開始30秒前ボード
グリッド上で30秒前のボードが掲示される。
全ライダーはエンジンが始動している状態でグリッドの所定の位置に着かなくてはならない。これ以降メカニックの援助は禁止される。エンジンを始動できないライダーは、マシンをピットレーンに移動し、そこでさらにエンジンが始動するよう試みるか、マシンを交換することができる。このようなライダーはピットレーンからウォームアップを開始しなければならない。
17-4-9-6
グリッドに戻ってきたらライダーはエンジンを始動したまま、フロントタイヤの先端がグリッドラインの手前につかなければならない。
23 : レースの一時停止
23-2-2
競技再開手順
(4) 競技再開はシグナルブリッジにグリーンライトが点灯されることで合図され、同時にメインフラッグマーシャルポストのみグリーンフラッグが振動表示される。ただし、各車両は、コントロールライン又はスタートライン(ピットレーン含む)を通過するまでは、追い越しは厳禁とされる。
24 : 赤旗中断されたレースの再スタート
24-1-8
スタートの手順はサイティングラップから始められ、再スタート可能な選手が、スターティンググリッドについたことが確認された段階で、「ウォームアップラップ開始30秒前ボード」 が提示される。
通告されたサイティングラップ開始時刻にピットレーン出口は約30秒間解放される。
サイティングラップに参加できないライダーはピットレーンからウォームアップラップを開始し、正規のグリッドにつくことができる。ただし、車両を押してグリッドに移動することは認められない。
グリッドについた車両のエンジン停止はしない。
また、グリッドへのピットクルーの立ち入りは禁止される。
- 2013年度 MFJ国内競技規則変更点
- サーキット走行に関する規則
- ロードレース競技規則
- 全日本ロードレース選手権大会特別規則
- GPフォーミュラ技術仕様
- JSB1000技術仕様
- ST600技術仕様
- ST250/ST200/ST150 技術仕様
- モトクロス競技規則
- 全日本モトクロス選手権大会特別規則
- モトクロス基本仕様
- 国内モトクロスの仕様
- トライアル競技規則
- 全日本トライアル選手権大会特別規則
- トライアル基本仕様