CBR250Rドリームカップを題材にモータースポーツに参加される読者の皆さんに技術的なアドバイスを含めてお知らせできることを光栄に思います。できるだけ「分かりやすく、理解しやすい」内容を心掛けますので、よろしくお願いいたします。今回は、第1回です。まずは自分の車両を把握することからスタートしましょう。
走行データを記録するサーキットをより速く走行するためには、ライダー自身の好みにセットアップすることが重要です。CBR250Rドリームカップは、改造範囲が規制されていますのでセッティング範囲も限定されます。この限定された範囲でも、走行記録を残して次の練習走行やレースに生かすことが、タイム短縮につながり、ライディング技術の向上になることを理解してください。
今回は走行記録表で重要な項目を説明します。走行記録をつけることで、サーキットサービスでの相談にも活用でき、アドバイスにも役立ちます。左ページに走行管理表の見本を掲載しています。この走行管理表はA4サイズで制作してあるのでコピーして利用してください。右列に各項目ごとにどんなことを記入するといいのかを説明してありますので、参照してください。