Aragon 

Aragon

Result
  FP1 FP2 FP3 FP4 QP Race Standing
マルク・マルケス 3rd 2nd 1st 1st 1st - -
ダニ・ペドロサ 5th 3rd 7th 3rd 2nd - -
Report
マルケスが今季11度目のポールポジションを獲得。ペドロサが2番手と、Repsol Honda Teamが絶好のグリッドを獲得する

第14戦アラゴンGPの予選は、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスとダニ・ペドロサによる、し烈なポールポジション(PP)争いとなり、マルケスが今季11度目のPPを獲得。ペドロサが僅差の2番手となりました。アラゴンGPは、Repsol Honda Teamが2011年から3連覇を達成しており、これで大会4連覇への期待が膨らみました。PPを獲得したマルケスはアラゴンGP2連覇(Moto2時代を含めると通算4勝)、ペドロサは2年ぶりのアラゴンGP制覇に挑みます。

前日は路面コンディションがよくありませんでした。そんな中でマルケスは、着実にセットアップを進めて2番手。路面コンディションが改善した2日目は、決勝を想定したロングランに集中しました。マルケスはこの日のフリー走行で、ベストタイムを狙う走りはみせませんでしたが、2度のフリー走行でともにトップタイムをマークしました。そして迎えた予選では、最初のアタックで1秒47秒マーク。昨年の予選で、自身がマークした1分47秒804を680を早々にブレイクしました。その次周には、1分47秒572を叩き出し、さらにタイムを短縮し、トップに浮上しました。

その後、2度目のアタックを先に行ったペドロサが、1分47秒549をマークして逆転を許しますが、2度目のアタックに出たマルケスがさらにタイムを短縮。昨年のベストタイムを0.617秒も短縮する1分47秒187というスーパーラップで、PPを獲得しました。

2年ぶりのアラゴンGP制覇に闘志を燃やすペドロサも、フリー走行では決勝を想定したロングランに集中。順調にマシンを仕上げました。そして予選では、アタックするたびにベストタイムを更新し、2番グリッドを手にしました。

これで、Repsol Honda Teamの2人が予選で1-2となるのは、第2戦アメリカズGP、第9戦ドイツGPに続いて3度目。両選手がフロントローに並ぶのは7度目です。今シーズン、2人がフロントローから決勝に挑んだレースでは、すべて2人ともが表彰台に立っているだけに、今大会は両選手の優勝争いと、Repsol Honda Teamの大会4連覇が期待されます。

Comment

マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)
「今大会はいいスタートを切れました。その走りがキープでき、予選でもとても好調でした。今日は予選でアタックするためのセットアップというよりも、レースペースを改善することに集中し、いいペースで周回できました。決勝に向けていい状態になりました。しかし、ダニもとても速いペースで走っているので、明日の決勝はどうなるか分かりません。ベストタイムを出した周回は100%の走りでした。ポールポジションを獲得できてよかったです」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
「今日はいい予選になりました。ここ数戦、フロントローに並べていなかったので、決勝ではいつも苦しいスタートになっていました。しかし、今大会はいいグリッドを獲得したので、最初からトップグループで戦えると思います。アラゴンでのレースは、スタートがとても重要です。そして、長いレースになるので、いいペースで走り続ける必要があります。明日はすべてのコーナーで集中しなければなりません」

Release

2014.09.27
Marquez smashes lap record with Pedrosa completing Repsol Honda 1-2 in Aragon qualifying Repsol Honda’s Marc Marquez and Dani Pedrosa will occupy the front two spots for tomorrow’s Aragon GP, for the third time this season and the first time since Germany

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