2014年6月13日(金)
1日目フリー走行
会場:カタルニア・サーキット
天候:晴れ
気温:34℃
コースコンディション:ドライ
第7戦カタルニアGPのフリー走行は、青空が広がるすばらしい天気となり、最高気温が34℃を記録する猛暑となりました。午前中のセッションは気温31℃、路面温度44℃。そして午後のセッションは気温が34℃まで上昇し、路面温度は55℃まで上昇しました。本来なら、路面コンディションがよくなる午後にベストタイムが出ますが、この日は、午前中のベストタイムを更新できない選手たちが約半数とコンディションの厳しい一日となりました。
開幕から6戦連続ポール・トゥ・ウインを達成しているマルク・マルケス(Repsol Honda Team)も1回目のセッションから0.466秒タイムを更新し、総合4番手で初日を終えました。午前中のセッションでは思うようにグリップを出せずに苦戦して7番手。今年になって、もっとも厳しいスタートになりましたが、午後のセッションではセットアップが大きく進み、2日目のフリー走行と予選に向けて、手応えのある一日となりました。昨年は3位、今年はスペインGPに続くスペイン大会2度目の優勝が期待されるだけに、2日目の予選の走りに大きな注目が集まります。
チームメートで今季初優勝を狙うダニ・ペドロサは1回目のセッションで6番手。2回目のセッションではタイヤテストに集中したため、タイムを更新できず、9番手へとポジションを落としましたが、セットアップを着実に進めたことから、2日目のフリー走行と予選でのポジションアップに期待されます。この日は、レギュレーションの改正で、前戦イタリアGPから使用できるようになったフロントの大径ディスクプレートのテストを行い、これまで使用していた320mm径とのフィーリングの違いを確認しました。
マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
「今日はトップタイムを出せませんでしたが、カタルニアGPの初日の進み具合には満足しています。いい進展がありました。最初のセッションでは少し大変でしたが、2回目のセッションでは前進できました。そのおかげで明日の方向性が見えてきました。今日得られたことでは、これが一番大事なことだと思います」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 9番手)
「今日はムジェロの時より、いい走りができたのでよかったです。あと数周あれば、もう少しうまくいったと思います。午後はフロントブレーキの大径ディスクを試しました。その代わり、ブレーキレバーの指の使い方を少し変えなければなりませんでしたが、だんだん慣れてきました。今日は、フロントもリアも、ハードタイヤを使いました。午後のセッションも、ずっとそれを使い続けました」
2014.06.13
Tricky first day in Catalunya for the Repsol Honda TeamUnder incredibly hot temperatures, the GP of Catalunya got underway today..