Italy 

Italy

Result
  FP1 FP2 FP3 FP4 QP Race Standing
マルク・マルケス 1st - 2nd 2nd 1st - -
ダニ・ペドロサ 11th - 1st 1st 4th - -
Report
マルケスが開幕から6戦連続でポールポジションスタート。ペドロサが4番手となり、Repsol Honda Teamの2人が好グリッドを獲得

第6戦イタリアGPの予選は、初日のフリー走行でトップタイムをマークしたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、ポールポジション(PP)を獲得しました。2日目のフリー走行で2番手へと1つポジションを落としたマルケスでしたが、予選では一気にタイムをアップ。開幕から6戦連続のPP獲得となりました。

2013年のイタリアGPでは、転倒リタイアという悔しい結果に終わったマルケス。そのためこの大会は、マルケスにとって今シーズン最も大きな不安を抱く大会となっていました。しかし、順調にセットアップを進め、予選ではライバルを圧倒。フリー走行では決勝に向けてロングランをこなし、万全の体制で決勝に挑むことになりました。

ただしムジェロ・サーキットは、オーストラリアGPが開催されるフィリップアイランド・サーキットと同じく、スリップストリームを使い合う高速サーキットであり、逃げきることがとても難しいことで知られています。明日の決勝は混戦が予想されますが、開幕から連勝を続けるマルケスは、6連勝に向けて、闘志を燃やしています。

今大会は、PPのマルケスからQ2に進出した12台のタイム差が0.948秒という大接戦です。その中で、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)がすばらしい走りをみせ、4番グリッドを獲得しました。ペドロサは初日11番手から午前中のフリー走行でトップに浮上すると、予選前のフリー走行でもトップタイムをマーク。アベレージもよく、今季5度目の表彰台と、今季初優勝への期待が膨らみました。予選では、エンジン制御のスイッチを誤操作するミスによりラップタイムを損して、悔しさを滲ませていましたが、マルケスとともに優勝候補の筆頭に浮上しました。

Comment

マルク・マルケス(MotoGP ポールポジション)
「昨年とても苦戦したサーキットで、こうしてポールポジションを獲得できて、とてもうれしいです。今大会は初日からフィーリングがよかったです。今シーズン、がんばってきたことが、このような結果につながりました。昨年の大会では、トップグループに加わるのが難しかったですが、今年はなにもかもが順調です。決勝は、とても混戦になるでしょうし、厳しいと思います。このコースで逃げきるのは無理だと思いますし、最後までグループでの戦いになると思います。しかし、明日のレースも全力で優勝を目指します」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 4番手)
「前戦フランスGPに比べれば、今回の予選はとてもいい内容でした。マシンの状態がとてもよかったです。しかし、2度目のアタックでは、エンジンのマッピングのボタンに触れてしまうというミスで、エンジンのパワーがしっかり出ていませんでした。それで2度目のアタックは思ったよりタイムを更新できませんでした。しかし、フリー走行でもとてもいい走りができていましたし、特にFP4ではいいアベレージで走ることができました。今日は決勝に向けていい状態に仕上げることができました。明日の決勝は接近戦になると思いますが、全力で挑みます」

Release

2014.05.31
Marquez continues perfect 2014 with sixth straight pole Repsol Honda’s Marc Marquez has taken his 6th consecutive pole of the 2014 season, in as many rounds, with teammate Dani Pedrosa in fourth.

PRESS RELEASE プレス向けニュース配信