Americas 

Americas

Result
  FP1 FP2 FP3 FP4 QP Race Standing
マルク・マルケス 1st 1st - - - - -
ダニ・ペドロサ 3rd 3rd - - - - -
Report
マルケスが大会2連覇に向け、好スタートを切る

第2戦アメリカズGPのフリー走行は、マルク・マルケスがすばらしい走りでトップタイムをマークしました。午前中の走行では、ただ一人2分4秒台をマーク。午後の走行ではさらにタイムを短縮して、こちらもただ一人2分3秒台に乗せる快走で、サーキットに集まったファンたちを魅了しました。マルケスは2013年のアメリカズGPで、史上最年少でポールポジション(PP)を獲得し、決勝では史上最年少での優勝を果たしました。2年目の開催となる今大会では、初日のフリー走行において自身が持つサーキットベストタイムに匹敵する好タイムをマーク。2年連続優勝に向け、力強くアピールしました。

この日の午前中は雲が多く、午後は青空が広がりました。そのため、午後にかけて気温、路面温度ともに上昇するなど、コンディションが大きく変化する一日となりましたが、このコースを得意とするマルケスは2番手以下に1秒以上の差をつけ、大量リードを築きました。大会2連覇に向けて絶好のスタートを切ったマルケス。この日は完治していない右足にテーピングをした状態での走りとなりましたが、「カタールGPのときより、かなりよくなっていました」と足の状態が回復していることを実感して喜んでいました。

昨年のアメリカズ大会で、マルケスと優勝争いをして2位となったダニ・ペドロサもまずまずのスタートを切りました。この日は終日風が強く、小柄なペドロサにとっては、決してよいコンディションの中でのレースとはいえませんでした。しかし、1回目、2回目のフリー走行ともに3番手に入ります。「それほど速いタイムではありませんでしたが、フィーリングはよかった」とカタールGPのときと同様、着実にタイムを短縮することに成功。今年もマルケスとの優勝争いが期待されるスタートとなりました。

Comment

マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
「初日のフリープラクティスは結構順調でした。また、今日のタイムには満足していますし、自分と2番手のライダーとのギャップにも満足しています。そして、最も重要なのは、冬のトレーニング中に痛めた足の状態がよかったことでした。まだ気になる部分はありますが、カタールのときよりもだいぶんよくなってきていますし、今日は痛み止めを打たずに両方のプラクティスを走ることができました。今日走ったことで、右足の状態はよくなっているのか、それとも悪くなっているのかの様子をみなければなりません。1日目の走行を終え、少しだけアドバンテージを築けました。ほかのライダーたちもこれからよくなっていくはずですから、今日のアドバンテージを生かせればと思います」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)
「今日はタイヤに関して、とてもよい仕事をすることができました。ハードコンパウンドを試してみたのですが、とてもうまくいきました。タイム的にはそれほど速くありませんが、フィーリングはよかったと思います。明日もうまく調整が進めば、大きく前進すると思います。今日は成果のある一日でした」

Release

2014.04.11
Marquez remains fastest on first day at the Red Bull GP of The Americas. World Champion, Repsol Honda’s Marc Marquez, has finished the first day in Texas a second faster than his next competitor, with teammate Dani Pedrosa in third...

PRESS RELEASE プレス向けニュース配信