HONDA The Power of Dreams

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最終戦バレンシアGPのフリー走行は、タイトル王手のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、両セッションでトップタイムをマーク。タイトル獲得に向けて絶好のスタートを切りました。総合ポイント2位のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)とは13点差。念願のタイトル獲得に向けて、あと一歩に迫っているマルケスは、地元ファンの声援の中で着実にタイムを上げました。午前中は青空が広がる絶好のコンディション。午後は、やや雲の多い天候となり、風も強くなりましたが、チャンピオン争いのプレッシャーを感じさせない、思いきりのいい走りに、スタンドにかけつけたファンから大きな拍手が送られていました。

日本GPで総合3位が決まったダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、すべてのプレッシャーから解放されて、最終戦バレンシアGPで今季4勝目を狙います。午前中は、マルケス、ロレンソに続いて3番手。午後のセッションは、トップタイムのマルケスとわずか0.066秒差の2番手へとポジションを上げました。この日は、タイヤの選択に集中しましたが、土曜日の予選では、今季3度目のポールポジションを狙います。

Comment

マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
「シーズンで最も重要な週末を、いい感触でスタートすることができてよかったです。セットアップをさらに改善する必要がありますが、今日はトップタイムで終えることができました。これは日曜日のレースに向けて、とても重要なことです。明日も引き続き、がんばりますが、ほかのライダーたちも前進してくると思うので、さらに前進できるようにがんばらなければなりません」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 2番手)
「今日はソフトとハードタイヤのテストに取り組むことができました。しかし、路面コンディションがあまりよくなかったので、マシンは、かなりスライドしました。初日を終えたばかりですが、ほかのライダーたちのレベルも高く、みんな速いので集中していかなければなりません。明日はマシンの、ある部分を改善するために集中します。そしてこれまで通り、セットアップに全力を尽くします」