Japan 

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Result
  FP QP Race Standing
ダニ・ペドロサ - 4th - -
マルク・マルケス - 2nd - -
Report

台風27号の影響で、初日のフリー走行がすべてキャンセルされた第17戦日本GPは、2日目も台風の影響が残り、午前中のフリー走行がキャンセルとなりました。しかし、台風27号が太平洋上を通過し、雨も小降りになったことで、午後は、走行時間を延長した特別スケジュールで予選が行われました。

MotoGPクラスは、午後2時から75分間、予選セッションが行われました。路面コンディションは、フルウエットで始まり、次第にグリップが向上。そのため、周回するごとにラップタイムが向上する状況となりました。その中で、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスとダニ・ペドロサは、何度もトップに浮上し、順調にセットアップを進めることに成功。その結果、マルケスが2番手、ペドロサが4番手と、決勝に向けてまずまずのグリッドを獲得しました。

MotoGPマシンでは初めてツインリンクもてぎを走るマルケスは、フリー走行がすべてキャンセルされたことで、大きなハンディキャップを背負うことになりました。しかし、着実にタイムを上げたマルケスは、今季14度目のフロントローを獲得し、念願のタイトル獲得に向けて絶好の位置から決勝に挑むことになりました。今大会ポールポジション(PP)を獲得した総合2位のホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)とは18点差。今大会、8点差以上でフィニッシュすると、念願のタイトル獲得となります。決勝日は、天候が回復する見込みで、タイトル決定戦はドライコンディションで行われることが予想されます。

総合3位でタイトル獲得の可能性を残すペドロサも、セッション中に何度もトップタイムをマークして、今季3度目のPP獲得に期待がふくらみました。しかし、ライバルたちがタイムを上げていったラスト10分間で、ペドロサもアタックしましたが、思うようにタイヤのパフォーマンスを引き出せず、4番手にダウン。2列目から決勝に挑みます。しかし、日本GPでは過去2連勝中で、今大会は3連覇が期待されています。

今大会は、マルケスが個人タイトル、Hondaはコンストラクタータイトル、チームタイトルに王手をかけた大会となります。

Comment

マルク・マルケス(MotoGP 2番手)
「今日はいつもとは違う予選セッションになりました。今シーズンは、通常15分間の予選ですが、今日は走行時間がたくさんあり、昨年までのような予選となりました。ツインリンクもてぎをMotoGPマシンで走るのは初めてのことです。フリー走行はキャンセルされましたが、75分間の予選セッションとなりました。さらに、今回はマシンのセットアップをする時間もなく予選に挑むことになりました。フロントローを獲得するのが目標でしたが、それを達成することができました。明日はドライでレースができそうです。ウォームアップが延長されますし、いいセットアップを見つける時間があると思うので、どんなレースになるのか楽しみにしています」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 4番手)
「本当に長い待ち時間でしたが、最後にようやく周回することができました。ウエットセッションでしたが、ベストを尽くそうとがんばりました。長い間、トップタイムでしたが、残り10分になったところで、それまで使っていたタイヤに問題が出ました。そのため、思ったように走ることができず、4番手に終わりました。明日はいいスタートを切れるようにがんばります。マシンとタイヤのパフォーマンスを引き出さなければなりません。どんな天気になるのか分かりませんが、ウォームアップでしっかり走ろうと思います」

Release

2013.10.26
Front row start for Marquez with Pedrosa in fourth After yesterday was completely cancelled, due to visibility problems grounding the medical helicopters, weather in Motegi had not improved by this morning.

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