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10月25日(金)に予定されていたロードレース世界選手権第17戦日本GPのフリー走行は、台風27号の接近による雨と霧の影響で、ドクターヘリの運用ができず、午前、午後ともにフリー走行がキャンセルされました。

ツインリンクもてぎは、朝から断続的に雨が降り、霧が発生。走行できないようなコンディションではありませんでしたが、選手の救命救急のために義務付けられているドクターヘリの飛行条件がそろわないことから、すべてのセッションが中止となりました。

午後4時45分からは、MotoGPの管理団体であるドルナや、国際レーシングチーム協会、FIMなどで構成されるレースディレクションの会見が行われ、これからの予定について発表が行われました。

土曜日の走行については、午前9時から予定通りに行われる予定ですが、天候状況を見ながら、新たにスケジュールを決めることになります。土曜日に走行可能な場合は、金曜日のフリー走行ができなかったため、なるべく走行時間を延長するとし、走行できない場合は、日曜日の一日開催で行うことが発表されました。月曜日への順延がないことも明らかにされました。

台風27号の影響で波乱のスタートとなった日本GP初日ですが、天候は回復に向かっています。土曜日の予選、日曜日の決勝が予定通りに行われることを願うばかりです。