2013年9月27日(金)
1日目フリー走行
会場:モーターランド・アラゴン
天候:晴れときどき曇り
気温:30℃
コースコンディション:ドライ
第14戦アラゴンGPの初日は、午後になって雲が見られたものの、最高気温が30℃を記録する暑い一日となり、そんな中で、Honda勢は好調な走りを見せました。トップタイムをマークしたのはマルク・マルケス(Repsol Honda Team)で、午前中は僅差の2番手でしたが、午後の走行で、タイムを0.774秒短縮してトップに浮上しました。
モーターランド・アラゴンは、6月に合同テストが行われたサーキットで、マルケスにとっては、第3戦スペインGP以来、11戦ぶりにMotoGPマシンで走行経験のあるグランプリとなりました。そのため、アラゴンGPの開幕を楽しみにしていましたが、初日の走行は、6月のテストのようなフィーリングにはならず、思ったようにタイムを更新できませんでした。しかし、ただ一人、1分48秒台の好タイムをマークし、今季7度目のポールポジションと今季6勝目に向けて、まずまずのスタートを切りました。
昨年の大会の勝者であり、アラゴンGP2連覇を狙うダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、3番手で初日を終えました。前戦サンマリノGPでは、タイヤのパフォーマンスをうまく引き出せずに苦戦しましたが、今大会は初日からいいフィーリングで、まずまずのスタートとなりました。
マルク・マルケス(MotoGP 1番手)
「カタルニアGPのあとに行ったテストに比べて、今日の感触はあまりよくありませんでした。グリップのよくない一日で、それはほかのみんなも同じだったと思います。それを除けば、全体的には、かなりいいフィーリングでした。今日はさまざまなことに取り組みました。まだまだセットアップを改善できると思いますし、明日はそれが目標になります。明日は、グリップレベルが上がるかどうかを確認しながら、引き続きセットアップを進めていきます」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)
「今日は快適でしたし、いいラップを刻むことができて、とてもうれしいです。感触がとてもよくなりました。今日は、ハードのリアタイヤでロングランができませんでしたので、明日はそれに取り組みます。とりあえず明日は、どのコンパウンドでいくかを決めなければなりません。そして、決勝レースに向けてさらにセットアップを進めようと思っています」
2013.09.27
Honda riders on fire in the Aragón heatRepsol Honda's Marc Marquez, who currently leads the World Championship, has come flying out of the gates at a hot Motorland Aragón circuit.