2013年8月23日(金)
1日目フリー走行
会場:オートモトドラム・ブルノ・サーキット
天候:晴れ
気温:23℃
コースコンディション:ドライ
午前中の走行で2番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、午後の走行でも着実にタイムを短縮、ステファン・ブラドル(LCR Honda MotoGP)からわずか0.1秒差の3番手で初日を終えました。この日は、午前午後ともに、いくつかのセットアップにトライし、タイヤテストに集中しました。前半戦のドイツGPで痛めた左鎖骨の状態は、依然として完ぺきではなく、前戦インディアナポリスGPでも苦しい走りを強いられました。この日も、痛みを感じながらの走行となりましたが、アベレージは十分に優勝を狙えるもので、チェコGP2連覇と今季3勝目に闘志を燃やしています。
第8戦ドイツGP、第9戦アメリカGP、そして第10戦インディアナポリスGPと、3連勝中のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)は、5番手に入りました。初日はブラドルがトップタイムをマークするも、マルケスまでで0.233秒差。6番手のカル・クラッチロー(ヤマハ)まで、0.3秒の大接戦となっているだけに、2日目の走行が重要になってきます。初日を終えて「思っていたより順調にセットアップが進みました」と語ったマルケス。初日は5番手でしたが、1分56秒台をコンスタントに刻んだアベレージタイムは、トップタイムに匹敵する快走となり、今季5度目のPPと4連勝に期待が膨らみました。
ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)
「今日は思っていたよりも、少し難しい一日となりました。ここ数日に比べて、左肩に痛みがあり、100%で走ることができませんでした。しかし、順調にセッションをこなすことはできました。今日は、異なるセットアップ、異なるタイヤを試しました。明日に向けて、もっとフィーリングをよくし、タイムを上げるために前進しなければなりません。明日がどうなるか、様子を見たいです」
マルク・マルケス(MotoGP 5番手)
「最初からとてもいい感触があり、とてもいい一日でした。今日のレベルに到達するまでに、もう少し時間がかかると思っていました。ホルヘやバレンティーノ(ロッシ、ヤマハ)は、このサーキットで最近テストを行っていましたし、もっとタイム差があると思っていました。全体的なフィーリングはよかったです。しかし、まだまだ改善できる部分がたくさんあります。そうすればもっと快適になり、スピードも出せると思います。心配はしていません。明日はもっとタイムがよくなると思いますし、セットアップを完ぺきにできると思いますので、引き続きがんばって、集中したいと思います」
2013.8.23
Confident start for the Repsol Honda Team in BrnoRound eleven of the MotoGP World Championship kicked off today in the Czech Republic.