Netherlands 

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Result
  FP1 FP2 FP3 FP4 QP Race Standing
ダニ・ペドロサ 5th 3rd - - - - -
マルク・マルケス 3rd 1st - - - - -
Report

第7戦オランダGPの1日目フリー走行は終日、雲の多い一日となり、午前中はドライコンディションだったものの、午後のセッションはウエットコンディションとなりました。気温も14℃と低く、難しい条件の一日となりましたが、Honda勢は順調にセットアップを進めました。総合順位では、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が3番手、ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が5番手ですが、ウエットコンディションとなった午後のセッションでは、マルケスがトップタイム、ペドロサが3番手でした。総合順位で7番手のステファン・ブラドル(LCR Honda MotoGP)も午後のセッションでは4番手に浮上しました。

アッセンを得意とするマルケスは、午前中のセッションからリズム感あふれる走りを披露。今季、MotoGPクラスにデビューしたマルケスは、ベテランライダーたちの経験値の高いヨーロッパラウンドでは、さすがに厳しいスタートを強いられてきました。そして、2日目のフリー走行と予選、決勝と着実にタイムを上げてきたマルケスですが、今大会は、初日から快調にラップを刻みました。マルケスは、2010年の125ccクラス、11年と12年のMoto2クラスと、3年連続でオランダGPで優勝しています。ドライでもウエットでも好調な走りを見せた今大会は、今季2勝目とオランダGPでの3クラス制覇の期待が膨らんでいます。

総合首位のペドロサも、不安定な天候の中で着実にセットアップを進めました。午前中は、低い気温と路面温度にやや手こずり、慎重な走りで5番手でしたが、午後のセッションではセットアップも進み、いろいろなセッティングにトライしました。今大会は不安定な天候が予想されるだけに、どんな天候にも対応するための準備の一日となりました。昨年の大会では2位。最高峰クラスではこれまで4度の表彰台に立ってきたペドロサですが、オランダGP最高峰クラス初制覇と、今季3勝目の期待が膨らんでいます。

Comment

マルク・マルケス(MotoGP 3番手)
「今日はとてもうまくいったので満足しています。ドライコンディションでも、ウエットコンディションでも最初からマシンの感触はよかったのですが、ドライではまだ改善しなければならないところがあります。しかし全体的にはとても快適でした。明日の天気予報はあまりよくありませんが、セットアップを進められるように、少なくともプラクティスの1回はドライになってほしいと思っています。その願いがかなうように祈ります。ホルヘ(ロレンソ、ヤマハ)のケガは本当に運がありませんでした。彼にとっては今年まだ2度目の転倒だと思います。それなのに結果としてケガを負ってしいまいました。どんなライダーもケガだけはしたくないと思っています。彼が早く回復することを願っています。ドイツではまたバトルができるようになっていると思います」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 5番手)
「今日は、ドライでもウエットでも走りました。ドライの感触はいつもよりかなり難しい状態でした。路面がとても冷たかったのでタイヤのグリップを得るのが難しく、コーナーでは、かなり滑りました。そのため快適に走ることができませんでした。明日、もしドライコンディションになったら、マシンをよくできるよう取り組みます。雨のセッションでは、徐々によくなり、いろいろ試すこともできました。今日残念だったのは、ホルヘがケガをしたことです。ライダーとして、こういうときはとても厳しい時間です。とても痛いと思うし、がんばって乗り越えてほしいです」

Release

2013.06.27
Mixed conditions on day one in Assen for Pedrosa and MarquezThe Dutch TT has begun under mixed conditions today in Assen. This morning's FP1 session was a chilly 14ºC with a low track temperature of 17ºC and both Dani Pedrosa and Marc Marquez set to work on soft front and soft rear Bridgestone tyres.

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