2013年4月4日(木)
1日目フリー走行
会場:ロサイル・インターナショナル・サーキット
天候:晴れ
気温:27℃
コースコンディション:ドライ
ロードレース世界選手権(WGP)第1戦カタールGPが、4日、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕しました。今年でカタールGPは開催10周年。2008年にナイトレースがスタートして、今年で6年目を迎えます。一昨年の2011年からは、選手、関係者の深夜に及ぶ作業の負担を軽減するため、3日間の日程を4日間に分散する変則スケジュールとなっています。そのため、初日のフリー走行は、Moto3クラスとMoto2クラスがそれぞれ2回、MotoGPクラスは1回のみ行われました。
Honda勢でトップタイムをマークしたのは、ルーキーのマルク・マルケス(Repsol Honda Team)でした。RC213Vで初めてロサイルを走ることになったマルケスは、最初のコースインで1分58秒台をマーク。2回目には1分57秒台に入れ、3回目には1分57秒276のベストタイムで4番手。ウインターテストでみせた順応性の高さを、開幕戦の初日にもみせることになりました。
今季のタイトル獲得が期待されるダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、滑りやすい路面コンディションのために8番手と慎重なスタートとなりました。
マルク・マルケス(MotoGP 4番手)
「本当のところ、セッションが始まったころは、少しナーバスになっていました。でも、それが普通なんだと自分に言い聞かせ、すぐにMoto2クラスで走っていたときのように平常心でプラクティスに取り組みました。今日は、決勝レースに向けて一生懸命がんばりました。最後は落ち着いて走ることができましたし、調子もよく、いい一日となりました。しかし、まだ1日目が終わったばかりだということを忘れてはいけません。グリップは、セッションを追うごとにかなりよくなると思います。引き続きセットアップに取り組まなければなりません」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 8番手)
「今日はあまりいい日ではありませんでした。コーナーのエントリーに少し問題があり、うまくマシンを走らせることができませんでした。そのため、あまりいいラップタイムを出すことができませんでした。明日はもっとうまくいって、いいラップタイムを出せることを願っています」
2013.04.04
2013 Season gets underway in Qatar
Tonight under the floodlights of the Losail circuit in Qatar, the 2013 MotoGP season began.