Qatar 

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Result
  FP1 FP2 FP3 FP4 QP Race Standing
ダニ・ペドロサ 8th 7th 6th 7th 3rd 4th 4th
マルク・マルケス 4th 1st 1st 2nd 6th 3rd 3rd
Report

開幕戦カタールGPの決勝レースは、予選6番手からデビュー戦に挑んだマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がすばらしい走りをみせて、3位表彰台に立ちました。マルケスは、フリー走行でトップタイムをマークして周囲を驚かせ、予選ではアタックに失敗して6番グリッドへとポジションを落としましたが、決勝レースではフリー走行の好調さを発揮することに成功しました。

デビュー戦ということで「グリッド上で緊張した」というマルケス。6番グリッドはコースのイン側で路面が汚れているためにスタートに失敗しました。そのため、オープニングラップ7番手へと1つポジションを落としましたが、2周目にはバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、ステファン・ブラドル(LCR Honda MotoGP)、そしてアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)を次々にパスして4番手に浮上。3周目にカル・クラッチロー(ヤマハ)をかわして3番手へ。そして、予選3番手スタートから2番手を走るチームメートのダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)の背後に迫りました。

その後、しばらくはペドロサとのランデブー走行となりますが、17周目にペドロサをパスして2番手に浮上します。しかし、20周目にロッシにかわされて最終的に3位でフィニッシュしました。それでも、レース中のファステストラップをマークするなど非凡な才能を遺憾なく発揮し、レースファンを喜ばせました。

ペドロサは、まずまずのスタートを切ってオープニングラップ2番手につけますが、リアタイヤのグリップに苦しんで、マルケス、ロッシにかわされて4位でした。

Comment

マルク・マルケス(MotoGP 3位)
「初めてのMotoGPのレースでしたので、グリッドではとてもナーバスになりました。これほどナーバスになったことはなく、落ち着くのがとても難しく、Moto2のときのように集中することができませんでした。でも、スタート直前に集中力を取り戻しました。スタートは重要でした。路面が汚れている部分からスタートするのは分かっていました。予想通り、いいスタートはできませんでしたが、序盤からアタックすることができましたので、多くのライダーをオーバーテイクすることができました。これが今日の好走のカギだったと思います。ダニの後ろを走っていたときに多くのことを学びました。また、そのあとバレンティーノ(ロッシ)の後ろでもいろいろ学びました。彼と戦っているのは、とてもうれしかったですが、同時に大変でした。バレンティーノはオーバーテイクするのが難しいライダーでした。今回は負けてしまいましたが、彼やほかの速いライダーから学んでいきたいです」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 4位)
「今日のレースはいい部分もありました。高いレベルで力強い走りができましたが、リアグリップが十分ではなかったのでレース中ずっとスライドしていました。オープニングラップからロレンソがとても速くて、ついていきたかったのですが、コーナーでトラクションの問題が出たので、自分のポジションをキープしようと思いました。一生懸命ポジションをキープしようとしましたが、とても速いペースで、ロッシにパスされました。正直彼を止めることはできませんでした。彼はまっすぐ抜いていきました。できる限りのことはしましたが、十分ではありませんでした。もしかしたらリアのセットアップに問題があったのかもしれません。レースウイーク中、ずっとこの問題がありましたし、今夜はグリップが十分ではありませんでした。最後で表彰台を逃してしまいました。プレシーズンテストではセットアップもよかったので残念です。今夜はうまくいきませんでした」

Release

2013.04.07
Marquez achieves incredible podium in first MotoGP race Tonight in the Grand Prix of Qatar, Repsol Honda's rookie Marc Marquez, took a fantastic 3rd position to claim a podium finish in his first race in the premier class with teammate Dani Pedrosa finishing just three seconds behind him in 4th position.

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