2010年10月8日(金)
1日目フリー走行
会場:セパン・サーキット
天候:晴れ/雨
気温:38℃
コースコンディション:ドライ/ウエット
FP1 | FP2 | QP | Race | Standing | |
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アンドレア・ドヴィツィオーゾ | 2nd | 4th | - | - | (5th) |
ダニ・ペドロサ | - | - | - | - | (2nd) |
日本GPからの連戦となった第15戦マレーシアGPは、最高気温が38℃まで上昇、路面温度も54℃と厳しい条件となった。路面コンディションもあまりよくなく、全体的にタイムは伸びなかった。その中でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がトップタイムをマーク。セッションの大半をリードしたアンドレア・ドヴィツィオーゾ(Repsol Honda Team)が、わずか0.109秒差で2番手。3番手にホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)、4番手にケーシー・ストーナー(ドゥカティ)が続いた。
前戦日本GPでMotoGP初のPPを獲得したドヴィツィオーゾは、今大会も好調なスタートを切った。MotoGPクラスにデビューした2008年には、セパン・サーキットで初表彰台を獲得している。昨年の大会も表彰台争いに加わる好走を見せたが、痛恨の転倒を喫した。その雪辱に向けて今年は最高の状態を作り上げた。日本GPから2戦連続のPPと表彰台、そして、今季初優勝に闘志を燃やしている。
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 2番手)
「今日は走り出しから速くて、とてもよかった。このサーキットは慣れているとはいえ、今日のコンディションは、信じられないくらい暑くて大変だった。体力的にもとてもハードだった。それでもいいペースで周回することができた。引き続き、セットアップに集中して、ブレーキングの制御のセッティングをきっちりとまとめたい。今日はタイヤの限界を知るためにも絶好のコンディションだった。明日は、自分のライディングスタイルを変えてみて、もう少しラップタイムを上げられればと思う。全体的には本当にいいスタートだった」
山路敏幸|Repsol Honda Team 監督
「アンドレアは、もてぎの好調を今大会も維持してくれた。スタートからいい走りをしていた。マシンの状態もよかった。車体も電子制御も、FP1からいい流れに乗っている。明日以降も、セッティングをさらに詰めていきたい。今大会は、もてぎに続いてダニ(ペドロサ)が欠場することになった。2戦連続でレースに出られず申し訳ない。次のオーストラリアGPには復帰する予定で、リハビリとトレーニングを行っている。今大会から残り4戦、すべてのレースで勝てるように全力を尽くす。これまで同様、熱い声援をお願いしたい」
2010.10.08
STRONG SECOND PLACE FOR DOVIZIOSO IN FIRST MALAYSIA PRACTICE
Andrea Dovizioso made a positive start to the Malaysian Grand Prix at Sepang today, setting the second fastest time in......