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Aragon Aragon
  QatarGP
  FP1 FP2 FP3 QP Race Standing
ダニ・ペドロサ 1st 13th 2nd 3rd 2nd 2nd
アンドレア・ドヴィツィオーゾ 8th 6th 4th 8th RT 5th
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第13戦アラゴンGPは、青空が広がる絶好のコンディションとなり、PPスタートのケーシー・ストーナー(ドゥカティ)が優勝、ストーナーを激しく追ったダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が2位表彰台に立った。

グランプリ初開催となったアラゴンでペドロサは、初日のフリー走行でトップタイムをマーク。2日目も好調な走りを見せ、予選3番手に入った。PPは逃すも、アベレージはよく、優勝を狙える状態だった。決勝では、オープニングラップに4番手とポジションを落とすも、2周目にニッキー・ヘイデン(ドゥカティ)を抜いて3番手へ。さらに、3周目にはホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)をかわして2番手に浮上。トップを走るストーナーを激しく追った。

しかし、想定していたよりも高くなった路面温度に苦戦。終盤は、2位をキープする走りに切り替えた。インディアナポリスGP、サンマリノGPに続いての3連勝は果たせなかったが2位に入り、これで夏休み明けのチェコGPから、2勝を含む4戦連続表彰台登壇。安定した走りで、ポイント首位のロレンソとの差を56点とした。決勝で3位に入ったのはヘイデンだった。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Repsol Honda Team)は、ベン・スピーズ(ヤマハ)とし烈な5位戦いを繰り広げたが、最終ラップに痛恨の転倒を喫し、リタイアに終わった。予選8番手から1周目7番手につけたドヴィツィオーゾは、5周目に6番手に上がり、スピースと接近戦を繰り広げる。ラスト2周となった22周目にはスピースを抜いて2番手に浮上したが、最終ラップ23周目に逆転され、さらに逆転を狙ったところで、転倒を喫した。

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ダニ・ペドロサ(MotoGP 2位)
「スペインのファンの前で優勝したかったが、今日の2位という結果に満足している。スタートして1コーナーでスライドして順位を落としたし、その後、追い上げてケーシーの後ろにつくことができた。しかし、この時点でかなり差がついていて、ケーシーのペースが自分とほとんど変わらなかったので、その差をつめることができなかった。そのうち、タイヤがスライドし始めて、ケーシーについていくのが厳しくなったので、2位をキープすることにした。ポイントでロレンソに追いつくのは本当に厳しいが、まだ、チャンピオンシップは終わっていないし、最後まで全力を尽くしたい。この調子をキープしたい。次はHondaのホームコースなので、すごく楽しみにしている」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP リタイア)
「転倒リタイアという結果はとても残念だが、今日は全力を尽くせたと思うし、ベンとのバトルはとてもエキサイティングでおもしろかった。転倒したのは、スピードが速すぎてハイサイドになってしまったからだ。今日の転倒でチャンピオンシップで5番手に落ちたのは残念だが、3位になることを目標に、残りのレースでリカバリーしたい。転倒ノーポイントという結果は悔しいが、今日はいいバトルができてよかった」

山路敏幸|Repsol Honda Team 監督
「この3日間の中でももっともいい天候、コンディションだったが、今日は路面温度が予想以上に上がったことで、タイヤと路面のマッチングに若干のずれが生じてしまったようだ。レースラップはそれほど悪くなかったのだが、フロントの切れ込みが出てからは、それがタイムロスにつながった。ライダー自身のリスクを回避しようという判断もあり、ヘドロサは2位をキープすることになった。ベストリザルトではないが、表彰台に立てたし、トップとのポイント差も縮めることができた。チャンピオンシップは依然として厳しい状態だが、最後まであきらめずにベストを尽くしたい」

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2010.09.05
PEDROSA TAKES A STRONG SECOND AT ARAGON, UNLUCKY DOVIZIOSO FALLS AT THE LAST Repsol Honda's Dani Pedrosa took another chunk out of Jorge Lorenzo's MotoGP championship lead today by coming home in second place at the first ever................

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