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 QatarGP
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  FP1 FP2 QP Race Standing
ダニ・ペドロサ 11th 4th 7th - -
アンドレア・ドヴィツィオーゾ 4th 9th 6th - -
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開幕戦カタールGPの予選は、前日に続き、最高気温が26℃という暑さの中で行われ、ケーシー・ストーナー(ドゥカティ)がPPを獲得。Repsol Honda Teamのアンドレア・ドヴィツィオーゾは6番手で2列目を確保、ダニ・ペドロサは7番手だった。

午後6時の日没と同時にスタートしたカタールGPの予選。最初の走行となった125ccクラスのフリー走行は、31℃の暑さの中で始まった。その後、次第に気温は下がり、午後6時55分開始のMotoGPクラスのフリー走行は30℃、午後10時55分にスタートした予選は26℃まで下がった。しかし、この季節のカタールとしては、暑い一日となった。

フリー走行で総合5番手につけたドヴィツィオーゾは、2列目となる6番手につけた。ドヴィツィオーゾは、ハードタイヤで安定したラップを刻んだがセッション終了間際、ソフトタイヤに履き替えてのアタックが決まらず、2列目から決勝に挑むことになった。MotoGPクラスにデビューして今年で3年目。過去2年間は、好走するも表彰台にあと一歩届かないレースが多かっただけに、カタールGP初表彰台、初優勝に闘志を燃やしている。

初日11番手とやや出遅れたペドロサは、予選で7番手に浮上。フリー走行では、セットアップの方向性を探りながら9番手、予選では大きなステップを刻み7番手に浮上した。しかし、チャンピオンを狙うペドロサとしては不本意なグリッド。決勝では得意のスタートで一気にポジションをアップを狙う。PPのストーナーから7番手のペドロサまでが1分55秒台というハイレベルなアタック合戦となった。

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アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 6番手)
「このサーキットは、スタートの遅れを取り戻すのがとても難しいから、2列目を確保できてよかった。今日はフリー走行でやや問題を抱えていたが、それを思えばこのポジションは悪くない。もう少し速いタイムを刻めたと思うが、全体的に満足のいくセッションだった。同じようなペースで走っている選手が何人かいるので、その選手たちと表彰台を争うことになりそうだ。ケーシーとバレンティーノのペースは信じられないものだった。今のペースでは、3位争いをすることになると思う。今日のデータを分析して、ウオームアップで最後の調整に臨む」

ダニ・ペドロサ(MotoGP 7番手)
「今日もセッティングを進めることができた。フリー走行ではあまり改善できなかったが、予選では大きなステップを刻むことができた。ポジションを上げることもできたが、明日のウオームアップで、さらにセットアップを進めたい。今日はソフトタイヤではあまりいい結果が得られず、ハードタイヤの方がフィーリングがよかった。決勝もハードタイヤでいくと思う。今日は最後のアタックでミスをした。それがなかったら2列目にはなれたと思う。ケーシーとバレンティーノはとても速い。表彰台を争う戦いは厳しいと思うが、その戦いに加わりたい」

山路敏幸|Repsol Honda Team 監督
「昨日からの継続で、新しいセッティングにトライした。いい部分も見つかっているが、明日のウオームアップで最後の詰めをしてレースに挑みたい。タイヤは、明日のウオームアップで最終的に決めたい。ダニは、サスペンションのセットアップに集中して、リアのトラクションを向上させることに成功した。明日は、さらにこの部分をよくしたい。ドヴィツィオーゾは、昨日から今日にかけて基本的に大きく変えていないが、ソフトタイヤをうまく使えなかった。レースタイヤのセットはできているし、スタートが決まればいいレースができるはずだ」

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2010.04.10
REPSOL HONDA RIDERS READY FOR PODIUM FIGHT IN QATAR Repsol Honda riders Andrea Dovizioso and Dani Pedrosa are focused on podium finishes in tomorrow’s race after securing sixth and seventh positions with just 0.027s separating them in this evening’s first qualifying session of 2010 in Qatar.

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