Date : 2014/10/14 |
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Hondaのホームサーキットであるツインリンクもてぎでタイトルを決めたのもつかの間、Repsol Honda Teamは第16戦の舞台であるオーストラリアへ向かっています。
10月第2週の日本GPで、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)は2013年に続く2度目のMotoGPワールドチャンピオンに輝きました。そして、注目の的はランキング2位争いに移っています。マルケスのチームメートであるダニ・ペドロサと、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は230ポイントで並び、わずか3ポイント差でホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が続いています。シーズン残り3戦で、このし烈な戦いに決着がつくことになります。
第16戦オーストラリアGPの舞台となるフィリップアイランド・サーキットは、グランプリのトップライダーたちに人気のコース。南大洋に面する風の強い場所に位置しており、7つの左コーナーと5つの右コーナーを持つサーキットで、全長は4.448qです。メルボルンの南140qほどにあり、1989年にグランプリを初開催して以来、カレンダーには欠かせない大会となりました。
ペドロサは、2005年に250tクラスで優勝。MotoGPクラスでは、13年に2位、09年に3位となっています。マルケスは、10年に125tクラスで勝利を挙げ、Moto2クラスでは12年に2位、11年に3位。昨年のMotoGPクラスでは失格となったことで、今年はその雪辱に闘志を燃やしています。
Length | 4.448 m / 2.764 miles |
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Width | 13m |
Left corners | 7 |
Right corners | 5 |
Longest straight | 900 m / 0.559 miles |
Constructed | 1956 |
Modified | 1988 |
Pole position | 1m 27.899s (182.1 km/h) Jorge Lorenzo (Yamaha, 2013) |
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Race lap | 1m 28.108s (181.7 km/h) Marc Marquez (Honda, 2013) |
Race time | 29m 07.155s (179.1 km/h) Jorge Lorenzo (Yamaha, 2013) |
2012 Race Winner | Casey Stoner (Honda) |
2013 Race Winner | Jorge Lorenzo (Yamaha) |
「数日前に日本で成し遂げたことは、今でも強烈な印象となっています。MotoGPデビューから2年連続でタイトルを獲得することは夢でしたし、家族やチーム、Honda、Repsolなど、支えてくれたすべての人たちに感謝しなければなりません。今は少しリラックスしていますが、さらなる勝利を挙げて、より高い位置でシーズンを終えられるようにしたいので、リラックスしすぎないように気をつけます。フィリップアイランドでは、昨年に嫌な思いをしたので、その雪辱を狙います。コースはとても面白くて好きなので、レースウイークを楽しめるように、いい天候を願っています」
「日本でのレースは少しフラストレーションのたまる展開でしたから、フィリップアイランドでばん回できるのを楽しみにしています。今年の初めにここでテストを行いましたが、数カ月経っていますので、現在のコンディションがどうなっているかを見なければなりません。シーズンの目標はチャンピオンシップでの2位なので、そのために全力でプッシュします。コースレイアウトはエキサイティングで、レースはいつも面白いものになります。昨年のような問題が起こらないことを願っています」