Date : 2014/09/23 |
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Repsol Honda Teamのマルク・マルケスとダニ・ペドロサは、次戦の開催地アラゴンへ向かっています。前戦サンマリノGPでは、ペドロサが3位表彰台を獲得したものの、ポイントリーダーのマルケスは10周目での転倒によって15位に終わり、苦い週末となりました。
第14戦の舞台は、モーターランド・アラゴン。全長5.078qの先進的なサーキットで、10の左コーナーと7の右コーナーを持ち、最長のストレートは968mです。同地でグランプリが初開催されたのは2010年で、その年最も優れた大会に与えられる「IRTAベストグランプリ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。開催1年目にして同賞を獲得した初のサーキットとなりました。
マルケス、ペドロサともに、アラゴンでは成功と失敗の両方を経験しています。マルケスは、125tクラスで参戦した2010年に1周目でのリタイアを経験。Moto2クラスで臨んだ11年に優勝し、翌11年は2位、昨年のMotoGPクラスでも優勝を飾っています。ペドロサは、10年と11年に2位表彰台を獲得し、12年には優勝。得意コースとしていましたが、昨年はチームメートのマルケスと不運にも接触し、アラゴンでの初リタイアを喫しました。
Length | 5.078 m / 3.155 miles |
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Width | 15m |
Left corners | 10 |
Right corners | 7 |
Longest straight | 968 m / 0.601 miles |
Constructed | 2009 |
Pole position | 1m 48.451s (168.562Km/h) Casey Stoner (Honda, 2011) |
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Race lap | 1m 49.046s (167.643Km/h) Casey Stoner (Honda, 2011) |
Race time | 42m 03.459s (166.6 km/h) Marc Marquez (Honda, 2013) |
2012 Race Winner | Dani Pedrosa (Honda) |
2013 Race Winner | Marc Marquez (Honda) |
「イタリアでの結果にはがっかりしました。ただ、次戦のアラゴンは、地元で多くのファンに囲まれながらのレースですし、私のファンクラブのみんなも来てくれるでしょうから、すばらしい週末になるはずです。シーズンの中でも特に好きなサーキットですし、過去3年間はいい結果を残せているので、それが続くように願っています。序盤と終盤がテクニカルなセクションなので、コーナリングで強さを発揮しなければなりません。金曜日からハードワークをして、日曜には表彰台の一番上に返り咲けるようにがんばります」
「昨年はよくないレースでしたが、それを除けばアラゴンではいつも好成績を挙げています。地元ファンの前でレースをするのが楽しみですし、彼らの応援は最高で、私のモチベーションを高めてくれます。チャンピオンシップではマルクが大きなリードを築いていますが、私とバレンティーノ(ロッシ選手、ヤマハ)の差は1ポイントしかありません。ランキング2位を確保するために、優勝してその差を広げることを目指します」