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Grand Prix de France - Preview
Date : 2014/05/14

Repsol Honda Teamは勢いに乗って、ル・マンへ向かう

Repsol Honda Teamは勢いに乗って、ル・マンへ向かう

4戦すべてポールポジションからのスタートで優勝を決めたマルク・マルケスと、2位、3位に2度ずつ入り、72ポイント獲得という好成績を収めているダニ・ペドロサは、フランスへと向かいました。ペドロサは、先週行われた右腕の手術の経過も順調です。

ル・マンサーキットは、ル・マン24時間レースが開催されるロングコースとは異なるショートサーキットで、フランスGPがプロヴァンスにあるポール・リカール・サーキットで4年間開催されたあと、2000年にMotoGPのレースサーキットとして戻ってきました。ル・マンは、ブレーキングと加速の技術が極めて重要となるターンの多い、ストップ&ゴー型のサーキットです。ブレーキング時におけるマシンの安定性と、ヘアピンカーブのためのリアトラクションが重要なポイントとなります。

全長4.185kmのサーキットは、ル・マン24時間レースで使われるコースと同じスタート・フィニッシュ・ストレートで、有名なダンロップシケインに向かう、高速コーナーが特徴です。メインストレート前にある低速の右ターンのブレーキングが明暗を分けるコースで、右コーナーが合計9ヵ所、左コーナーが4ヵ所あります。

ペドロサのル・マンサーキットでの戦績は、昨年の体調不良の中でのMotoGP優勝と軽中量級クラスにおける3勝(2003年の125ccクラス、2004年と2005の250ccクラス)を含む、過去7度の表彰台となっています。マルケスは、昨年のMotoGPで3位となったほか、2011年にMoto2クラスで優勝、2010年に125ccクラスで表彰台を獲得しています。

Marc Marquez
マルク・マルケス (ランキング1位 100ポイント)

「ヘレスでの週末も最高で、月曜日のテストも好調でした。そして、今、私たちはル・マンに向かうところです。天候が読めない土地なので、FP1から力強いスタートを切ることが重要になります。昨年、ル・マンで初めてのウエットレースを体験し、たくさんのことを学びました。今年はドライのままであることを望みます。ダニ、ホルヘ(ロレンソ)、バレンティーノ(ロッシ)がポイントスタンディングで後ろにつけている状況ですが、われわれはいつもと同じように、独自のプログラムで勝利とポイントの獲得を目指します」

Dani Pedrosa
ダニ・ペドロサ (ランキング2位 72ポイント)

「ヘレスでのレースは最高で、終盤にロッシとの白熱したバトルができました。月曜日のテスト後、右手に違和感を抱き、火曜日の朝に担当医師からすぐに手術をするよう勧められました。アドバイス通りに手術を行い、痛みは癒えてきていますが、金曜日のFP1に間に合うかどうかはまだ分かりません。昨年、厳しいコンディションの中、ル・マンでの初勝利を飾りました。このサーキットは気に入っていて、過去にもいい結果を出せていますが、常に天候に注意しなくてはいけません。ヘレスでの有意義なテストができて、あとはこのサーキットでテストの成果を発揮できるか注目です」

Circuit Information

Length 4,185 m / 2.600 miles
Width 13m
Left corners 4
Right corners 9
Longest straight 674 m / 0.419 miles
Constructed 1966
Modified 2008
Pole Position 1m 32.647s (162.617km/h) Dani Pedrosa (Honda, 2008)
Race lap 1m 33.617s (160.932km/h) Dani Pedrosa (Honda, 2011)
Race time 44m 03.955s (159.551km/h) Casey Stoner (Honda, 2011)
2012 Winner Jorge Lorenzo (Yamaha)
2013 Winner Dani Pedrosa (Honda)
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