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Dakar Rally 2016 ステージ9
2016/1/12
ベレン > ベレン
Liaison:151kmSpecial stage:285kmTotal:436km

砂丘ステージで迎えたマラソンステージ。ゴンサルヴェスにトラブル発生

1月12日(火)に行われたダカールラリー10日目、ステージ9は「ラリーの流れが変わるステージ」と主催者が位置づける砂丘群の中を行くルート。しかも、13日(水)のビバーク地に到着するまでの2ステージを、チームからのサポートを受けずに走るマラソンステージです。

フィアンバラ周辺の砂丘ステージは、南米ダカールの難所の一つ。細かい砂、点在する植物がルート選択を難しくし、時に50℃近くまで達する気温も参加者に襲いかかります。

この日、Team HRCのパウロ・ゴンサルヴェスは、総合2位のポジションから首位奪還を狙いました。総合トップの座にいるKTMファクトリーチームのトビー・プライス(オーストラリア)とのタイム差は2分5秒。これを逆転すべく、2日間のマラソンステージに出発したのです。

マラソンステージということを十分に考慮し、ペースをマネージしながら走るゴンサルヴェス。さらにタイム差を広げるべく、ハイペースを保つプライス。序盤から両者の思惑がぶつかり合う展開が続くと思われました。しかし、勝負の行方は意外な形で終焉を迎えました。

スタートから2時間近くが経過し、チェックポイント2へと到着する直前のことでした。ゴンサルヴェスのCRF450 RALLYが砂漠を走行中、植物に直撃。ラジエターに大きなダメージを受けてしまいました。冷却水が漏れ出し、結果的にエンジンに深刻なトラブルを抱えることになりました。

主催者は、この過酷なステージで多くの参加者が困難な状況にあり、高温下でのレース継続は危険と判断。中間地点付近のCP2以降のレースをキャンセルする決定を下しました。これにより、ゴンサルヴェスは、チームメートであるマイケル・メッジとパオロ・セッシのサポートを受けながら、マラソンデイ専用のビバークへと牽引されました。サポートを受けられない限られた状況の中、マシンの修復を試み、ラリー続行への可能性を模索しています。

スペシャルステージの短縮により、CP2までのタイムがリザルトに反映されることになり、Team HRCのライダーは、リッキー・ブラベックが5位、前日の電気系トラブルで、ビバークに深夜を過ぎてから戻ったマイケル・メッジが17位となっています。また、Honda South America Rally Teamのケビン・ベナバイズは、この日もCRF450 RALYを好調に走らせて2位。チームメートのアドリアン・メッジは19位で、それぞれこのステージを終えています。ダカールラリーの後半戦は、明日に予定されている2日目のマラソンステージを挟み、まだ続きます。

最新情報
ステージ9は途中でキャンセルされたことにより、リザルトが更新されました。その結果、Team HRCのパウロ・ゴンサルヴェスは、ステージ9は13位(総合3位)、ケビン・ベナバイズはステージ10位(総合6位)。そして、リッキー・ブラベックはステージ2位(総合9位)へと、それぞれ変更されています。

コメント

ウルフギャング・フィッシャー | Team HRC マネージャー
「私たちは今日、今回のラリーで最もハードな一日を体験しました。おそらく、走るにはあまりにも高かった気温の点で、ダカール史上最高に厳しかった、と言ってもいいでしょう。トップ争いをしているパウロ・ゴンサルヴェス選手が乗るマシンに起きたトラブルは、ラジエターに太い枝が刺さったことで冷却水が漏れ、給油ポイントに到着した時点で、エンジンはひどいオーバーヒート状態でした。もし、主催者がCP2でステージ9の中止を決定していなければ、ラリーを継続できる可能性はなかったでしょう。ゴンサルヴェス選手はパオロ・セッシ選手のサポートを受け、ビバークへと戻りました。現在チームメートとともに、ダカールラリーを続けられるよう修理を試みています。主催者は明日、新たなスタート方式を試みようとしています。2輪、4輪、トラックの各クラスの上位車両による一斉スタートをすると、アナウンスされていました。そのスタート順に関してはまだ発表されていません。2輪クラスの前に4輪、トラックが走行したワダチをたどることは、後続を走る予定のバイクにとって、とても苦労することになるでしょう」

※レポート、コメントは暫定結果に基づくものです。

TOMORROW'S STAGE
STAGE 10
ベレン 〜 ラ・リオハ
リエゾン(移動区間):283km  スペシャルステージ(競技区間):278km  総移動距離:561km

ラリーは南下を続けてラ・リオハへ。フィアンバラに広がる砂丘群に設定されたルートは、道でなく自然の中の荒れ地を行く。砂漠を走る"ダカールらしい"ルートにおいて、マシンも人もタフさを試される。その意味で、今大会最も重要なステージとなる。なにより、過去にフィアンバラで行われたどのルートよりも、砂丘セクションが長い。そんなステージが、デザートスペシャリストたちを歓迎する。

リザルト

ステージ9暫定順位
順位 No. ライダー マシン タイム ペナルティー
13T.プライスKTM03:26'58--
248リッキー・ブラベックHonda03:39'2700:12'29-
349A.メオKTM03:40'2200:13'24-
45S.ソヴィッツコKTM03:41'4300:14'45-
542A.ファン・ベヴェレンヤマハ03:42'5200:15'54-
623G.ファレスKTM03:43'3600:16'38-
 
1047ケビン・ベナバイズHonda03:49'0600:22'08-
132パウロ・ゴンサルヴェスHonda03:58'5400:31'56-
1819マイケル・メッジHonda04:32'0901:05'11-
2061アドリアン・メッジHonda04:37'5601:10'58-
2732パオロ・セッシHonda04:51'4701:24'49-
4070ペドロ・ビアンキ・プラタHonda05:24'1701:57'1900:15'00
45123マイケル・フェルカーデHonda05:42'4902:15'51-
68137ロブ・スミッツHonda06:43'4003:16'4200:15'00
72109フェデリコ・エドゥアルド・コーラHonda07:11'0403:44'06-
総合暫定順位
総合順位 No. ライダー マシン タイム ペナルティー
-13T.プライスKTM30:55'54--
25S.ソヴィッツコKTM31:24'5300:28'5900:01'00
32パウロ・ゴンサルヴェスHonda31:29'5500:34'01-
-44P.クインタニラハスクバーナ31:34'3500:38'41-
549A.メオKTM31:38'0200:42'08-
647ケビン・ベナバイズHonda31:43'5700:48'03-
 
948リッキー・ブラベックHonda32:00'0201:04'08-
-1761アドリアン・メッジHonda33:29'4302:33'49-
4232パオロ・セッシHonda37:55'2906:59'3500:05'00
48123マイケル・フェルカーデHonda38:49'5407:54'00-
53137ロブ・スミッツHonda39:37'5008:41'56-
5870ペドロ・ビアンキ・プラタHonda40:10'1709:14'2300:29'00
7319マイケル・メッジHonda44:04'4913:08'5503:17'00
94109フェデリコ・エドゥアルド・コーラHonda51:18'3720:22'4302:27'00

※ リザルトは暫定結果に基づくものです

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