Rally dos Sertoes 第5ステージ | 2014/08/28 |
サン・フランシスコ > ディアマンティーナ | Total:645.44km | Special stage:335.98km |
Team HRC、マラソンステージの前半で健闘
Team HRCのパウロ・ゴンサルヴェス選手とエルダー・ロドリゲス選手は、ラリー・ドス・セルトエスのマラソンステージ前半を終え、ディアマンティーナのキャンプへと向かいました。
ゴンサルヴェス選手は、この第5ステージで3位フィニッシュ。トップとの差が数分広がったにもかかわらず、総合2位を守り、十分に優勝が狙えるポジションをキープしました。ロドリゲス選手も、このステージを4位で完走しポディウムが狙える位置にいます。
第5ステージは、ラリーレイドよりもトライアルを彷彿させるような岩だらけのコースを5km走破すると、ロードブックを少しでも読み間違えると確実に迷ってしまうユーカリ農園の中をハイスピードで突破したり、深いワダチを避けたりと、体力的にも過酷で、ナビゲーションとハンドリングともに複雑なステージでした。
ゴンサルヴェス選手は第4ステージで優勝したことで、1番手スタート。さらに複雑な戦いを強いられました。ステージ序盤では、狭く曲がりくねったコースをクリアしたあとでジェキティニョニャ川を越える場面があるなど、ペースが上げられない戦いとなりました。さらには、高速コースでディアマンティーナへ向かう途中の村では、コースのダメージがひどく、深いワダチを避けなければならない場面もありました。ゴール地点のディアマンティーナに車両保管庫が設置されており、明日のマラソンステージ後半が終了するまでマシンの整備は許されていませんが、今回は、ほぼ全ライダーのリアタイヤがグリップを失っていることから、特別措置として、ライダー自身によるリアタイヤ交換のみ可能となりました。
第5ステージの大半をリードしていたゴンサルヴェス選手ですが、ナビゲーションミスによってマルク・コマ選手(KTM)に3分差をつけられ、さらにはジェアン・アゼベド選手(Honda Brazilチーム)にも追い越されました。ステージ前半ではなかなかリズムがつかめなかったロドリゲス選手は、後半では調子が戻り、4位でゴールのディアマンティーナに到着。無事に完走を果たしました。
明日は、マラソンステージの後半戦が待ち受けています。ディアマンティーナのキャンプからスタートし、178.87qのスペシャルステージを含む204kmを走り、同じキャンプ地でのゴールとなります。
TOMORROW'S STAGE
第6ステージ ディアマンティーナ〜ディアマンティーナ
リエゾン/0km、スペシャルステージ/178.87km、リエゾン/25.42km 合計/204.29km
リザルト
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | M.コマ | KTM | 04:34'55 |
2 | ジェアン・アゼベド | Honda | +4'33 |
3 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | +4'56 |
4 | エルダー・ロドリゲス | Honda | +6'09 |
5 | J.ビラドムス | KTM | +7'16 |
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | M.コマ | KTM | 14:18'50 |
2 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | +07'00 |
3 | ジェアン・アゼベド | Honda | +14'10 |
4 | エルダー・ロドリゲス | Honda | +17'42 |
5 | J.ビラドムス | KTM | +21'36 |
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