Sardegna Rally Race 第5ステージ | 2014/06/12 |
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Total:287km | Special stage:170km |
パウロ・ゴンサルヴェス選手とホアン・バレダ選手が、サルディーニャ・ラリーで世界選手権ポイントを獲得
FIMクロスカントリーラリー世界選手権の初戦と第2戦で優勝を果たしたTeam HRCは、難易度の高いサルディーニャ・ラリーで健闘し、パウロ・ゴンサルヴェス選手がポディウムに最も近い総合4位でレースを終えました。
サン・テオドロでゴールを迎えるサルディーニャ・ラリーの最終ステージでは、ゴンサルヴェス選手がスペシャルステージ(SS)9で優勝し、総合4位でフィニッシュしました。今回のラリーではTeam HRCライダーは数ステージで優勝していますが、惜しくも総合優勝を逃しました。
サルディーニャ・ラリーの最終日は、Team HRCライダーにとって厳しい一日となりました。優勝圏内にいたロドリゲス選手は、チェーンとリアスプロケットの間に石が挟まり故障。レースに復帰できず、惜しくもリタイアしました。
バレダ選手も、ロドリゲス選手と同様にさまざまな苦難に直面しました。ステージ序盤ではほかのライダーとの正面衝突をぎりぎり避け、終盤ではレースリーダーのアレッサンドロ・ボテューリ選手(ハスクバーナ)が巻き上げた砂埃で前方が見えず、岩を避けられずにクラッシュするハプニングもありました。レースに復帰できたものの、ハイペースを維持することはできませんでした。
バレダ選手は総合7位で、チャンピオンシップでのランキングはチームメートのゴンサルヴェス選手と同ポイントの2位となりました。ゴンサルヴェス選手は、ポジションアップを目的として最終日に挑みました。ステージ序盤で苦戦したものの、後半の最終50kmではベストタイムを叩き出す追い上げをみせました。マラソンステージでフロントブレーキに起こったトラブルによって優勝圏内から遠のきましたが、総合4位でサルディーニャ・ラリーを完走しました。
FIMクロスカントリーラリー世界選手権の第5戦は、ブラジルで8月21日(木)〜30日(土)に開催されるラリー・ドス・セルトエスです。
リザルト
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | J.ペドレロ | シェルコ | 2:46'58 |
2 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | 2:48'34 |
3 | G.ファレス | ガスガス | 2:48'46 |
4 | M.コマ | KTM | 2:48'51 |
5 | O.ペイン | ヤマハ | 2:48'57 |
11 | ホアン・バレダ | Honda | 2:59'52 |
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | A.ボテューリ | ハスクバーナ | 15:11'05 |
2 | M.コマ | KTM | +7'44 |
3 | G.ファレス | ガスガス | +12'21 |
4 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | +22'50 |
5 | A.マンチーニ | ベータ | +25'54 |
7 | ホアン・バレダ | Honda | +35'11 |
- | エルダー・ロドリゲス | Honda | - |
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