Sardegna Rally Race 第3ステージ | 2014/06/10 |
Arbatax > San Leonardo | Total:302km | Special stage:212km |
Team HRC、サルディーニャ・ラリーの第3ステージで苦戦
サルディーニャ・ラリーの第3ステージで、ホアン・バレダ選手はスペシャルステージ(SS)4で優勝、エルダー・ロドリゲス選手は続くSS5で3位フィニッシュを果たしました。
ライダーたちは、サルディーニャ・ラリーの困難なマラソンステージを終え、サン・レオナルドのローマ教会のふもとのテントで休息を取ります。本日も、Team HRCのライダーはさまざまなハードルに立ち向かい、ベストを尽くしました。ライダーのマシンは、本日の2つ目のSSで122kmを走破するまで整備を受けられない車両保管所に移動されました。
ゴンサルヴェス選手は1番手スタート、アシスタンスポイントまで快調なペースで走りました。午後のSS5では、カーブが連続する場面でフロントブレーキがオーバーヒートしたため、やむなくペースを落とし、12位でフィニッシュ。総合4位まで順位を落としました。
バレダ選手はスタートから力強い走りで、2位のコマ選手(KTM)と1分の差をつけSS4で優勝。SS5ではロードブックが停止し、ルート情報が全くなかったため、後方のライダーを待ち、ゴールまでついていくといったトラブルがありました。これが大きなタイムロスとなり、総合9位まで順位を落としました。
ロドリゲス選手は、Team HRCライダーの中では第3ステージのベストライダーでした。SS4ではロードブック解読のミスはなく、特にタイムロスなく完走。ルートの困難なSS5では3位フィニッシュし、総合5位まで順位を上げました。
TOMORROW'S STAGE
6月11日(水)
第4ステージ サン・レオナルド〜サン・テオドロ
スペシャルステージ6/47km、スペシャルステージ7/65km 合計/278km
西海岸から東海岸へと、サルディーニャを横断するステージが続きます。2つの比較的短いスペシャルステージは、さまざまな地形を走り、特にブルゴスの森ではナビゲーションが常に求められます。
サン・レオナルドをスタートしてから、最初の数qはサン・ルッスルジュに向かいます。給油したあと、SS6のスタート地点であるセネゲ山に向かいます。SS6は短く、過酷なステージで、休火山を舞台に、火山岩などさまざまな種類の石との戦いが延々と続きます。
バッデ・ウバラのロードブック地点でスペシャルステージを終了したあと、サン・レオナルド〜マコーマ〜国道129号のティルソにあるロードハウス、そして国道120号をボノで降り、アシスタンスポイント(ボリス・サービス・ステーション)へと向かいます。そこから14km走り、SS7「フィオレンティーニ」のスタートとなります。SS7では、典型的なブルゴスの森の中を走りますが、ナビゲーションはほぼ悪夢、迷路のような地形の中で大きなタイムロスとなる危険性があります。そこから、前回のサルディーニャ・ラリー同様、サ・フラガタ湖付近を走りますが、今回はゲレンデ外のコースが特徴です。
スペシャルステージはパタダの駅でゴール、そこからアスファルトの道路でサン・テオドロへと向かい、第4ステージ終了となります。
リザルト
順位 | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|
1 | A.ボテューリ | ハスクバーナ | 4:02'47 |
2 | G.ファレス | ガスガス | 4:06'09 | 3 | M.コマ | KTM | 4:07'27 |
4 | エルダー・ロドリゲス | Honda | 4:09'09 |
5 | A.マンチーニ | BETA | 4:10'06 |
8 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | 4:19'53 |
12 | ホアン・バレダ | Honda | 4:24'15 |
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | A.ボテューリ | ハスクバーナ | 9:53'45 |
2 | M.コマ | KTM | +6'00 |
3 | G.ファレス | ガスガス | +9'52 |
4 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | +15'41 |
5 | エルダー・ロドリゲス | Honda | +16'18 |
9 | ホアン・バレダ | Honda | +24'55 |
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