Sardegna Rally Race Prologue | 2014/06/07 |
San Teodoro |
ホアン・バレダ選手、サルディーニャ・ラリーのプロローグでトップポジションを確保
ホアン・バレダ選手は、FIMクロスカントリーラリー世界選手権の第4戦サルディーニャ・ラリーのプロローグステージで、スタートから圧倒的な速さをみせ、トップポジションを確保することに成功しました。パウロ・ゴンサルヴェス選手とエルダー・ロドリゲス選手は、翌日のステージでレースポジションを争います。
Team HRCは、FIMクロスカントリーラリー世界選手権の第1戦と第2戦が開催されたアラビア半島の砂漠から、第4戦サルディーニャ・ラリーの舞台となるサルディーニャ島へと移動しました。
チームは今朝、サンテオドロのリーシャ・エルディで登録手続き及び車検を無事に終え、プロローグに参戦する条件をクリアしました。ライセンス等の書類審査が行われたあと、参加マシンのCRF450 RALLYの音量審査やパーツの封印が行われました。
午後のプロローグステージは、全長2km足らずのヴェナ・フィオ・サーキットで行われました。バレダ選手は2位と2秒以上の差をつけたことで、第1ステージでのスタートポジション決定権を獲得しました。
ゴンサルヴェス選手は9位、ロドリゲス選手は11位でプロローグをフィニッシュし、バレダ選手とのタイム差はそれぞれ5秒と6秒でした。
TOMORROW'S STAGE
第1ステージ サンテオドロ〜アルバタックス
スペシャルステージ1:47km スペシャルステージ2:76km 合計:326km
サルディーニャ・ラリーの第1ステージは、参戦ライダーにとって易しいステージです。スペシャル・ステージ1(SS1)の難易度は高くなく、マップ参照の 必要はありませんので、ウォーミングアップステージとして、ライダーはタイムロスを気にすることなくサルディーニャ・ラリーに慣れることができます。
ライダーたちは、宿泊地のリーシャ・エルディを出発し、SS1のスタート地点であるトルペへと向かいます。SS1は短いステージで、広く、景色の美しい コースを走り、ナビゲーションも簡単です。ゴール地点はアンナディ鉱脈で、そこからリエゾンのラ・カレッタのマリーナまで舗装された道路を走ります。
そこから11kmほどのリエゾンで、サルディーニャ・ラリーで今回新たに設定されたSS2のスタート地点となります。SS2はワイドな高速コースから細い テクニカルセクションに変わったり、峠から平地に変わったりと、ロードブックとコース両方に細心の注意が必要となります。
最終リエゾンではチェドリーノ湖に沿って、オリエーナ、マモイアーダへと移動します。
リザルト
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | ホアン・バレダ | Honda | 1'55.8 |
2 | M.パトラオ | スズキ | +1.9 |
3 | M.コマ | KTM | +3.0 |
4 | J.ペドレロ | シェルコ | +3.8 |
5 | J.ビラドムス | KTM | +4.2 |
9 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | +5.4 |
11 | エルダー・ロドリゲス | Honda | +6.0 |
コメント