Sardegna Rally Race Preview | 2014/06/06 |
San Teodoro |
ホアン・バレダ選手、ラリー・イタリア・サルディニアでポイントリード死守へ
今週末よりイタリア・サルディニア島で開催されるFIMクロスカントリーラリー世界選手権第4戦、ラリー・イタリア・サルディニアで、ポイントリーダーのホアン・バレダ選手、そしてパウロ・ゴンサルヴェス選手とエルダー・ロドリゲス選手が参戦します。
Team HRCとしてもタイトル防衛戦で、バレダ選手、ゴンサルヴェス選手、ロドリゲス選手ともに、既に現地入りしており、土曜日午前中に行われる車検に向けて準備を済ませています。日曜日に、ラリーシーズンの中でも異質なレースの、5ステージで戦われるラリー・イタリア・サルディニアがスタートします。
バレダ選手は、第2戦・カタールでの優勝により現在ポイントリーダーとして、この第4戦に挑みます。
バレダ選手インタビュー
―カタール戦終了から今までどのような準備をしましたか?
全く休まず、トレーニングを続けてきました。コンディションを整える準備、そしてマシンでのトレーニングをさらに突き詰めました。今回のマシンにより慣れるために最近、フランス・エンデューロレースに参戦しました。
―この第4戦でポイントリーダーとして参戦しますが、どのような心境でしょうか?
気分は最高です。今回は砂漠とはフィーリングが違う、あまり経験のないラリーです。ナビゲーションの特性もまだ完全に準備ができていませんので、安心しきれるレースではなさそうです。一日一日しっかりとレースして、様子を見ます。
―今回のレースは極めて特異なナビゲーションが必要とされます。ほかのレースより複雑でしょうか?
ナビゲーションが複雑ではなく、別なナビゲーションテクニックが必要とされるだけだと思います。例えば、カタール戦の場合は細かいナビゲーションの連続でした。今回はそうではなく、10m刻みのCAPやGPSは必要ありません。とにかく、一日一日、様子を見ながら戦うしかありません。深い森林地帯では草も高く茂っている場所もあり、常に方向を変える必要があるのでロードブックを常に頼らなければなりません。砂漠地帯では、より精度を求められますが、勘に頼ることの方が多いです。
―今回のレースのために準備されたCRF450はどう違いますか?またどのような影響がありますか?
今回のマシンは、相当違います。CRF450Rのベースは同じですが、サルディニア用のモディファイとしては燃料タンクが2つ、通常のエンデューロバイクより多くの燃料を積みます。普通のマシンと比較して軽いため、マシンの特性に慣れる必要があります。
―どのようなナビゲーションが得意ですか?
今回のラリーは、通常と違ったナビゲーションが求められますが、単に違うコンセプトだと理解しています。個人的には時速120〜130kmでのハイスピードでのナビゲーションが好きです。アドレナリンラッシュ状態のね。
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