Morocco Rally 第5ステージ | 2014/10/08 |
ザゴラ > マラケシュ | Total:513km | Special stage:302km |
バレダ選手の勝利で、Team HRCは5ステージ中4度目の優勝
Team HRCのホアン・バレダ選手が、モロッコラリー第5ステージで優勝を果たしました。バレダ選手は複雑で危険なこのステージを最速タイムで走破し、Team HRCに5ステージ中4ステージ目の優勝を獲得しました。
ザゴラを出発したラリーキャラバンは、ドラーの山地へと向かい、512kmを経て、ワルザザートに到着しました。そこから302kmのスペシャルステージは、前日の砂丘コースとは対照的に、狭く、岩だらけのコースでの勝負となりました。
バレダ選手は、スタートから他選手の追随を許さないペースで走り、このモロッコラリーで4ステージ目の最速タイムをマークしました。マラケシュでの最終ステージを残し、バレダ選手は総合4位へとポジションアップしました。
エルダー・ロドリゲス選手も、コースのさまざまな危険を乗り越え、3位フィニッシュ。明日行われる113kmのフィナーレでは、総合得点でポディウムをキープすることが期待されます。
ライア・サンツ選手も、第5ステージをすばらしい走りで完走しました。今回のモロッコラリーにおけるベストな走りを見せ、ステージ11位でゴール。総合順位も11位に上がりました。
優勝候補のパウロ・ゴンサルヴェス選手は、残念ながらステージを完走できませんでした。スペシャルステージの序盤で横転し、肩とろっ骨を負傷。昨年のモロッコラリーでFIMクロスカントリーラリー世界選手権の総合優勝を決めたゴンサルヴェス選手は、タイトル防衛をかけて戦っていましたが、このアクシデントによって、なんとか第1コントロールポイントまではたどり着けましたが、そこからワルザザートの病院に搬送されました。
ジェレミアス・イスラエル選手は、今大会の後半戦で好調な走りを見せていましたが、アクシデントによりタイムロス。マラケシュのビバークへ直接向かうことを決め、ステージ完走はなりませんでした。
TOMORROW'S STAGE
第6ステージ マラケシュ〜マラケシュ
リエゾン/32km スペシャルステージ/113km リエゾン/24km 合計/169km
リザルト
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | ホアン・バレダ | Honda | 4:15'37 |
2 | J.ペドレロ | SHERCO | +2'42 |
3 | エルダー・ロドリゲス | Honda | +3'07 |
4 | R.ファリア | KTM | +3'34 |
5 | T.プライス | KTM | +3'49 |
11 | ライア・サンツ | Honda | +24'26 |
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | M.コマ | KTM | 16:05'05 |
2 | S.サンダーランド | KTM | +9'58 |
3 | エルダー・ロドリゲス | Honda | +12'05 |
4 | ホアン・バレダ | Honda | +15'31 |
5 | R.ファリア | KTM | +16'13 |
11 | ライア・サンツ | Honda | +1:35'18 |
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