Morocco Rally 第2ステージ | 2014/10/05 |
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Total:248km | Special stage:211km |
Team HRCがモロッコラリーの第2ステージも1-2フィニッシュ
モロッコラリー 2014の第2ステージで、前日の第1ステージに引き続き、またしてもホアン・バレダ選手(Team HRC)が優勝を果たしました。さらに、Team HRCのニューフェイスであるジェレミアス・イスラエル選手が2位に入り、Team HRCは2日連続で1-2フィニッシュ。エルダー・ロドリゲス選手(Team HRC)とパウロ・ゴンサルヴェス選手(Team HRC)も安定した走りをみせ、総合順位においてロドリゲス選手が4位、ゴンサルヴェス選手が3位をキープしました。
バレダ選手は、トップポジションでスタートを切ったことによる不利な状況や砂、そして複雑なナビゲーションの難関を乗り越え、第2ステージを優勝で飾ってリードを広げました。スタートからライバルの追随を許さなかったバレダ選手は、総合2位のマルク・コマ選手(KTM)との差を2分以上に拡大。なお、ナビゲーションのミスさえなければ、あと数分は広げられました。
第2ステージで2位となったのは、Team HRCに新たに加入したイスラエル選手でした。第1ステージの最終チェックポイントを通過しなかったことで、ペナルティーを科せられたイスラエル選手は、ステージ前半に力強い走りをみせましたが、後半は前を走るマシンが巻き上げる砂ぼこりで苦戦し、ペースを落としました。
ロドリゲス選手とゴンサルヴェス選手はそれぞれ5位と6位でフィニッシュしました。ロドリゲス選手は、ステージ全般で快調なペースをキープ。現ワールドチャンピオンのゴンサルヴェス選手は、フロントフェアリングの振動により、一時的に止まってしまうというトラブルに見舞われました。
ライア・サンツ選手(Team HRC)は、第1ステージに引き続き、世界のトップライダーと対等にわたり合いました。軽度のクラッシュを乗り越え、13位フィニッシュと健闘しました。
明日の第3ステージは、モロッコラリーで最も長い313kmのスペシャルステージを含むエルフード〜ザゴラ間で戦われます。
TOMORROW'S STAGE
第3ステージ エルフード〜ザゴラ
リエゾン/24km スペシャルステージ/313km リエゾン/26km 合計/363km
第3ステージは、モロッコラリーで最長のステージです。ライダーたちはエルフードを出発し、高速コースと緩やかな砂丘を経て、ザゴラに向かいます。ステージ最大の見どころは、ナビゲーションが重要となる、渓谷につながる峠を見つけることです。ライダーたちは砦を通過し、北に向かってゴールに導く渓谷を見つける必要があり、ゴール直前では砂との戦いになります。
リザルト
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | ホアン・バレダ | Honda | 2:26'14 |
2 | ジェレミアス・イスラエル | Honda | +2'00 |
3 | M.コマ | KTM | +2'01 |
4 | S.サンダーランド | KTM | +2'20 |
5 | エルダー・ロドリゲス | Honda | +5'42 |
6 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | +6'10 |
13 | ライア・サンツ | Honda | +13'17 |
順位 | ライダー | マシン | タイム/差 |
---|---|---|---|
1 | ホアン・バレダ | Honda | 5:30'25 |
2 | M.コマ | KTM | +3'22 |
3 | パウロ・ゴンサルヴェス | Honda | +7'29 |
4 | エルダー・ロドリゲス | Honda | +9'03 |
5 | R.ファリア | KTM | +10'58 |
11 | ライア・サンツ | Honda | +40'41 |
37 | ジェレミアス・イスラエル | Honda | +2:30'50 |
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