CBR1000RR-R レーシングキットは、幅広いユーザーがサーキットで戦闘力を発揮していただくことを目的としたレース専用キットです。
2モーター式スロットル・バイ・ワイヤーシステムの搭載により性能が底上げされたベース車両へ専用設計されたHRCキットパーツを組み込む事で、従来よりもパワフルでありながら扱いやすい性能を得る事ができ、またRCV(Revolutionary Controlled Valve)を採用したエキゾーストを組み合わせることで、コーナリング時の加減速をコントロールし、エンジンパワーをより発揮できる性能を備えました。
進化した制御システムにより、様々なエンジン特性を作り出す事が可能となり、多様なレベルのライダーがそれぞれのサーキットで戦闘力を発揮することが可能となります。
※レースに参加される際には、各レースのレギュレーション確認の上、適切な仕様に変更の上、ご利用ください。
※本キットパーツを組み込んだ車両及びパーツは保証の対象外となります。
出力特性イメージ(キットパーツ装着車/ベース車)
2024YMレース用PGM FIユニットは、レース用の制御を大幅にバージョンアップするとともに、新規制御を追加する事で、きめ細かいマシンセッティングが出来るようになり、サーキット走行での大幅なパフォーマンス向上の実現を目指しました。
パワーキャラクターのマップ形状および開け口のセッティングを見直し、コーナー立ち上がりでの扱いやすさを更に向上。また、コーナー立ち上がりでの IGCFF(点火カット制御)を新規導入し、旋回中の安定性と加速時におけるトラクションを更に向上させることが可能です。幅広いライダーの要求と様々なシチュエーションに対応するセッティングができます。
ダウンロードはこちら2024年9月 Version162アップデート:Kvaser V3対応
マニュアルはMotopubよりダウンロードが可能です。
https://www.hondamotopub.com/HRC
24YMに最適化されたレース専用ハーネスで、ADポートから計測機等の外部接続が可能です。
ハードアルマイト化(赤)の表面処理の追加に加え、ダンパースプリングとクラッチアウター間にサイドプレートを設け、耐摩耗性を大幅に向上させました。
公道仕様車両に対して31mm深型とすることで、レーシング走行におけるエアレーションタフネスを向上させました。
公道仕様に対してクロスレシオとすることで、ギヤの繋がりを向上させています。また、加工方法を総切削とし形状を最適化することで、ミッションセットで120g軽量化しています。
レース専用ラジエーターを装着することで、冷却性能を向上させます。レース車両として不要なステーおよび塗装を廃止。ラジエーターFINピッチを変更し、高速走行時の冷却効率を5%向上しました。
RRアクスルシャフトを取り外しても、リヤブレーキキャリパーとチェーンアジャスターを固定できる構造へ変更しました。
リアクッションリンク
リアクッションリンクレシオ
2人乗りを考慮した公道仕様に対して、サーキット走行に適したレシオカーブを設定しています。ストローク全域でサスペンションの作動性を考慮したKIT Bと、中間仕様のKIT Aを設定しています。
カムスプロケット
スパークプラグ R0451J-10
シリンダーヘッドガスケット
シリンダーガスケット
ステー
エンジンサブハーネス