2023/1/25

2023全日本ロードレース選手権 J-GP3「特別参加枠」設定について

MFJは2023年全日本ロードレース選手権 J-GP3 クラス内に若手育成を目的とするクラスを継続します。

全日本ロードレース選手権 J-GP3クラスは、現行のJ-GP3 クラスに加え、若手育成クラスとして「J-GP3 チャレンジ」さらに、「J-GP3 特別参加枠」の構成として、若手選手がベテラン選手と実戦を通してスキルアップを図り、海外で活躍できる選手を育成するプログラムです。

■J-GP3チャレンジクラスについて

全日本ロードレース選手権 J-GP3クラスの第1戦もてぎ大会から第8戦MFJ-GP鈴鹿大会時点で、チャレンジクラス最上位かつ、ライディングスキルがJ-GP3クラスの上位選手と同等と認められた1名に2024年アジアタレントカップの年間参戦資格が与えられる。ただし、アジアタレントカップの年間参戦者を除く。

タイトル クラス名称 参加資格と年齢 技術仕様
全日本選手権 J-GP3 MFJ国際ライセンス所持者および
FIMインターナショナルライセンス所持者 年齢13歳以上
付則7GP規則適用
J-GP3チャレンジ MFJ国際ライセンス所持者
(FIMライセンス所持者は含まれない。)
年齢13歳以上19歳以下
NSFチャレンジ規則適用
および車両とライダー重量適用、データロガーの使用

■J-GP3特別参加枠について

若手ライダー育成を目的に全日本ロードレース選手権J-GP3クラスに大会ごとに最大10名の「特別参加枠」を設け
参加条件をクリアしたロードレースジュニア、国内ライセンスのライダーのレースに参加を認める。

●特別参加枠

年齢
12歳〜18歳 (2023年1月1日現在)

資格
MFJロードレースジュニアライセンス、国内ライセンス所持者

定員
1大会あたり 10名以内
※参加者の選抜は、選抜委員会にて決定する。

参加条件
以下の2条件を基準に選抜を行う。
NSF250Rチャレンジ仕様の車両にて
優先順位1
出場を希望するサーキットにおける全日本選手権J-GP3クラスのコースレコードの105%以内で走行した公式記録(地方選手権の予選または決勝リザルト)を提示すること。
優先順位2
筑波、鈴鹿(フルコース)、もてぎのコースレコード105%以内の実績者は、他大会の参戦申請することができる。(公式記録は上記Aの内容と同じ)

車両
NSF250R (車両は、参加者が準備すること)

仕様

  • ・車両仕様はNSF250Rチャレンジ技術仕様。その他の項目は全日本選手権規則に準じる。規則の詳細は、HRCのホームページで確認ください。
  • ・エアバッグの着用

エントリー料
13,750円

■その他

  • @ 大会時の決勝進出者選出は、全日本エントリー、特別参加枠に関わらず、各ライダーの予選べストタイム順に選出される。
  • A 特別参加枠選手には、全日本選手権ポイント、賞金は付与されない。
  • B エアバッグの着用が義務づけられる。

HRC NSF250Rチャレンジ仕様の基準タイム

基準タイム表
(レコードの105%)
もてぎ SUGO 筑波 オートポリス 岡山国際 鈴鹿(フルコース)
2’05.719 1’38.341 1’01.987 2’02.603 1'44.958 2’22.987


<受付手順・エントリー方法>
希望者は、各大会のエントリー期間の20日前までにプレエントリー用紙(別紙)を記入し、MFJへ申請。選抜委員会にて、特別枠参戦選手の審議を行い参加者が決定する。特別参戦枠の参加者の合否は、MFJより連絡され、特別枠参戦決定者は、「MFJ全日本ロードレース選手権 出場申込書(1大会用)」を記入し、各大会のエントリー期間中に大会主催者へ個々で申し込みを行う。


2023年 MFJ全日本ロードレース選手権 J-GP3特別参加枠プレエントリーシート