MFJの若手育成施策として、全日本ロードレース選手権 J-GP3クラスへの「HRC NSF250R Challenge」参戦ライダーに対してJ-GP3 チャレンジクラスが設定されました。また、昨年に引き続き、J-GP3特別参加枠も設定されています。
<2021年 全日本ロードレース選手権 J-GP3クラス 若手育成「GP3チャレンジクラス」募集要項>
MFJは2021年全日本ロードレース選手権 J-GP3 クラス内に若手育成を目的とするクラスを継続します。
全日本ロードレース選手権 J-GP3クラスは、現行のJ-GP3 クラスに加え、若手育成クラスとして「J-GP3 チャレンジ」さらに、「J-GP3 特別参加枠」の 構成として、若手選手がベテラン選手と実践を通してスキルアップを行い、海外で活躍できる選手を育成するプログラムになります。
チャレンジクラスの特典
タイトル | クラス名称 | 参加資格と年齢 | 技術仕様 |
---|---|---|---|
全日本選手権 | J-GP3 | MFJ国際ライセンス所持者および FIMインターナショナルライセンス所持者 年齢13歳以上 |
付則7GP規則適用 |
J-GP3チャレンジ | MFJ国際ライセンス所持者 (FIMライセンス所持者は含まれない。) 年齢13歳以上19歳以下 |
NSFチャレンジ規則適用 および車両とライダー重量適用、データロガーの使用 |
<2021年 全日本ロードレース選手権 J-GP3クラス「特別参加枠」の設定について>
MFJでは、若手ライダー育成を目的に2021年全日本ロードレース選手権 J-GP3クラスにも大会ごとに10名以内の『特別参加枠』を設けます。
ロードレースジュニア、国内ライセンス所持者で優秀なライダーに、より高いレベルのレースに参加する機会を与えるため、条件を設けたうえで大会ごとに参加者を募集いたします。
■年齢
12歳〜18歳 (2021年1月1日現在)
■資格
MFJロードレースジュニアライセンス、国内ライセンス所持者
■定員
1大会あたり 10名以内
※参加者の選抜は、選抜委員会にて決定する。
■参加条件
以下の2条件を基準に選抜を行う。
NSF250Rチャレンジ仕様の車両にて
優先順位1
出場を希望するサーキットにおける全日本ロードレース選手権 J-GP3クラスのコースレコードの105%以内で走行した公式記録(地方選手権の予選または決勝リザルト)を提示すること。※2021年は下記基準タイムを採用します。(表参照)
優先順位2
筑波、鈴鹿(フルコース)、もてぎのコースレコード105%以内の実績者は、他大会の参戦申請することができる。(公式記録は上記Aの内容と同じ)
■車両
NSF250R (車両は、参加者が準備すること)
■仕様
■エントリー料
10,000円(税別)
■その他
HRC NSF250Rチャレンジ仕様の基準タイム
基準タイム表 (レコードの105%) |
もてぎ | SUGO | 筑波 | オートポリス | 岡山国際※ | 鈴鹿(フルコース) |
2’05.719 | 1’38.341 | 1’01.987 | 2’02.603 | 1’46.548 | 2’22.987 |
※ 2020全日本ロードレース選手権向けた合同テストのトップタイムの105%を適用
<受付手順・エントリー方法>
希望者は、各大会のエントリー期間の20日前までにプレエントリー用紙(別紙)を記入し、MFJへ申請。
選抜委員会にて、特別枠参戦選手の審議を行い参加者が決定する。特別参戦枠の参加者の合否は、MFJより連絡され、特別枠参戦決定者は、「MFJ全日本ロードレース選手権 出場申込書(1大会用)」を記入し、各大会のエントリー期間中に大会主催者へ個々で申し込みを行う。