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MotoGP 第15戦 日本GP 決勝
2016/10/16

マルケス今季5勝目を挙げてタイトルを獲得

快晴となった第15戦日本GPは、タイトル王手でHondaのホームグランプリを迎えたマルク・マルケス(Repsol Honda Team)がシーズン5勝目を挙げて、2年ぶり3度目のチャンピオンを獲得しました。予選2番手からスタートし、オープニングラップでポジションをキープ。4周目にトップに浮上すると、そのまま後続を振り切って24周のレースを走りきりました。

ハイペースで周回するマルケスを追いかけた総合2位のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、7周目の10コーナーで転倒。代わって2番手に浮上したホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)も20周目の9コーナーで転倒リタイア。3戦を残し、ロッシに77点差、ロレンソに91点差をつけたことで、マルケスのタイトル獲得が決定しました。

これで125cc、Moto2時代を含めて通算5度目、最高峰クラスで3度目のタイトル獲得は、共に史上最年少での記録達成となりました。2013年には史上最年少記録で最高峰クラス初のポールポジション(PP)、優勝、タイトルを獲得。14年にはシーズン最多PP記録と最多優勝記録を達成しました。今年は15戦を終えてシーズン最多タイ記録となる8人のウイナーが誕生する激戦となっていますが、マルケスは15戦して5勝を含む11度の表彰台獲得と安定した成績を残したことがタイトル獲得につながりました。

今大会は、タイトル王手で迎えるもロッシとロレンソという実績あるヤマハ勢がタイトル争いの相手となるだけに、確実に表彰台に立ってチャンピオン獲得に前進する作戦でした。しかし、序盤にトップに浮上したマルケスは、ライバルの2人を突き放す快走をみせ、それが結果的にライバルの脱落にもつながりました。最高峰クラスでは、これまで優勝経験のないツインリンクもてぎでの初優勝であっただけにファンも大喜びの結果となりました。

負傷欠場のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)の代役として土曜日のフリー走行から出場の青山博一は15位でフィニッシュしてポイントを獲得しました。

今大会を終えてHondaのコンストラクターズポイントは316点。次戦オーストラリアGPでタイトル王手をかけます。そしてチームコンストラクターで429点を獲得しているRepsol Honda Teamも同様にタイトル王手でオーストラリアGPを迎えます。

コメント


マルク・マルケス(MotoGP 優勝)
「レース前はチャンピオンになれるなんて思っていなかったので信じられない気持ちです。正直、今大会は不可能だと思っていました。でも、(バレンティーノ)ロッシが転倒したのを見て、優勝に向けて一生懸命プッシュしようと決めました。全力で走りました。そして残り3周で、(ホルヘ)ロレンソも転倒したことをピットボードで知りました。その後は集中力を維持するのが難しく、同じ周で4、5回コーナーでミスをしてしまいました。今回のタイトル獲得は、転倒が多かった昨年のことを考えると、とても特別です。また、Hondaのホームであるもてぎで獲得できたことも特別です。Hondaは一生懸命がんばってくれました。これまで苦戦してきたこのサーキットでその成果を感じました。僕自身もシーズン中に前進することができました。ミシュランのフロントタイヤをうまく使う方法も学びました。今年は難しい年でしたが最高の年になりました。チームや今年亡くなった祖母のためにもすばらしいことでした。きっと喜んでくれていると思います。今はとにかく勝利を喜び、さらに『マルク・マルケス』スタイルで、残りの3戦に挑みたいです」

青山博一(MotoGP 15位)
「昨年のドイツGPに(カレル)アブラハムの代役で出て以来のMotoGPとなりました。今回の仕事は開発ライダーとしてレースを見学すること、そしてタレントカップの指導だったのですが、しっかりとレースの装備を持ってきていました。いつでも参戦できるようにと思っていたのかもしれません。しかし、レースの感覚はすぐには戻らないので、土曜日からの参戦するという状況に最初は戸惑いもありました。久しぶりのレース、それもRepsol Honda Teamで、日本GPというなかなかできない経験の中でプレッシャーもありましたが、完走してポイントを獲得したことにホッとしています。参戦できたことを感謝しています」

リザルト

決勝リザルト
順位 No. ライダー マシン タイム/差
193マルク・マルケスHonda42'34.610
24A.ドヴィツィオーゾドゥカティ+2.992
325M.ビニャーレススズキ+4.104
441A.エスパルガロスズキ+4.726
535カル・クラッチローHonda+15.049
644P.エスパルガロヤマハ+19.654
719A.バウティスタアプリリア+23.032
89D.ペトルッチドゥカティ+28.555
945S.レディングドゥカティ+28.802
106S.ブラドルアプリリア+32.330
1121中須賀克行ヤマハ+42.845
1268Y.ヘルナンデスドゥカティ+52.219
1338B.スミスヤマハ+53.783
1453ティト・ラバトHonda+54.760
1573青山博一Honda+1'00.155
1676L.バズドゥカティ+1'04.440
178H.バルベラドゥカティ+1'42.966
187M.ジョーンズドゥカティ+1Lap
RT99J.ロレンソヤマハ+5Laps
RT46V.ロッシヤマハ+18Laps
RT43ジャック・ミラーHonda+18Laps
RT50E.ラバティドゥカティ+22Laps

総合順位

ライダー(MotoGP)
順位 No. ライダー マシン 総合ポイント
-193マルク・マルケスHonda273
-246V.ロッシヤマハ196
-399J.ロレンソヤマハ182
425M.ビニャーレススズキ165
526ダニ・ペドロサHonda155
64A.ドヴィツィオーゾドゥカティ124
735カル・クラッチローHonda116
844P.エスパルガロヤマハ106
929A.イアンノーネドゥカティ96
-108H.バルベラドゥカティ84
1141A.エスパルガロスズキ82
1250E.ラバティドゥカティ71
1319A.バウティスタアプリリア63
1445S.レディングドゥカティ62
-159D.ペトルッチドゥカティ58
-166S.ブラドルアプリリア55
1738B.スミスヤマハ45
1843ジャック・ミラーHonda42
-1951M.ピロドゥカティ36
-2053ティト・ラバトHonda29
-2176L.バズドゥカティ24
-2268Y.ヘルナンデスドゥカティ17
23 21 中須賀克行ヤマハ5
2422A.ロースヤマハ3
2573青山博一Honda1
2669ニッキー・ヘイデンHonda1
27 7 M.ジョーンズ ドゥカティ 0

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