2日目のフリー走行は、FP2とFP3の2セッションが行われ、マルク・マルケス(Repsol Honda Team)が、初日8番手から3番手へとポジションを上げました。
1回目のセッションFP2では、初日より0.857秒タイムを短縮して2番手に浮上。そして、2回目のセッションFP3では、さらに0.566秒タイムを短縮し、総合3番手でQ2進出を果たしました。
初日のセッションFP1では、3月上旬の公式テストとは全く違うフィーリングになりタイムも伸びませんでした。その問題を2日目は解消、路面のグリップが上がったこともあり、初日より1.423秒タイムを短縮することに成功しました。土曜日の予選では、2年ぶりとなる大会PP(ポールポジション)を狙います。
初日7番手のダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)は、初日より0.885秒タイムを短縮して6番手へと1つポジションを上げました。今大会は、公式テストから引き続き、マシンの開発の方向性を探りながらセットアップを進めています。予選では、マルケスと共にPPとフロントロー獲得の期待が膨らみます。
マルク・マルケス(MotoGP 3番手)
「今日の感触は2週間前のテストの時に似ていました。FP2はコースに出てすぐ、昨日のセットアップを変更することにしました。その結果、フィーリングがよくなってきましたが、ペースは悪くありませんでした。Q2にそのまま進めたこともポジティブでした。今年はタイムがかなり接戦なので、Q2に進めてよかったです。明日も引き続きペースを更新していきたいです。そして、どのタイヤを使うか決めなければなりません。今日の感じだと、表彰台争いはそれほど遠くはありません。明日も着実に前進したいです」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 6番手)
「今日は2度のプラクティスを有効に使うことができました。昨日より速く走ることができましたし、2度のセッションも共にタイムを更新することができました。マシンの状態を少し理解できるようになったのはポジティブなことです。まだやらなければならないことはたくさんありますが、マシンのセットアップはよくなりました。明日も引き続き、セットアップに取り組み、今日以上に前進しなければなりません。路面コンディションはよかったです。もっともっとラップを刻めることが出来れば、さらによくなっていくと思います」
順位 | No. | ライダー | マシン | タイム/差 |
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1 | 29 | A.イアンノーネ | ドゥカティ | 1'54.639 |
2 | 99 | J.ロレンソ | ヤマハ | +0.137 |
3 | 93 | マルク・マルケス | +0.196 | |
4 | 4 | A.ドヴィツィオーゾ | ドゥカティ | +0.306 |
5 | 25 | M.ビニャーレス | スズキ | +0.337 |
6 | 26 | ダニ・ペドロサ | +0.474 | |
7 | 46 | V.ロッシ | ヤマハ | +0.536 |
8 | 8 | H.バルベラ | ドゥカティ | +0.684 |
9 | 45 | S.レディング | ドゥカティ | +0.760 |
10 | 44 | P.エスパルガロ | ヤマハ | +0.837 |
11 | 41 | A.エスパルガロ | スズキ | +0.852 |
12 | 38 | B.スミス | ヤマハ | +0.866 |
13 | 76 | L.バズ | ドゥカティ | +1.134 |
14 | 9 | D.ペトルッチ | ドゥカティ | +1.292 |
15 | 35 | カル・クラッチロー | +1.307 | |
16 | 68 | Y.ヘルナンデス | ドゥカティ | +1.461 |
17 | 43 | ジャック・ミラー | +1.568 | |
18 | 53 | ティト・ラバト | +1.986 | |
19 | 19 | A.バウティスタ | アプリリア | +2.110 |
20 | 6 | S.ブラドル | アプリリア | +2.430 |
21 | 50 | E.ラバティ | ドゥカティ | +2.496 |